1月23日に、伯母の小野きみ子(元新宿議会議員)が亡くなり、昨日に家族が見送る中、荼毘に付されました。
伯母は、1月16日の誕生日で85歳となりましたが、年齢的にも仕方がないことと思いつつ、とても残念です。
これまで伯母へのご支援や思いをお寄せいただいた皆様には、伯母に代わりまして御礼と感謝を申し上げます。
伯母は、子どもが大好きで、私や兄、従妹たちも小さな頃からとても可愛がってくれました。
何をしても、少し大げさなほどほめてくれる伯母が、私たちも大好きでした。
特に、私の家は父が早くに亡くなったので、進路や家の諸々についての相談は、伯母が父親代わりとなってくれていました。
私が政治の世界に入るのも、伯母の選挙の手伝いや田英夫さんや江田五月さん、海江田万里さんの事務所を紹介してくれたことからです。
仕事や生活において、各所で後楯となってくれていましたが、様々に迷惑をかけたことなどを思い出すと、私は今でも頭があがりません。
私の区政レポートでの子育てコラム記事で、「いつかは離す日がくると知っているその手を、今は大事に大事につないでいきたいと思います。」との一節を「とても心に響いた。」と言っていたのは、私とのこれまでを思い出し、共感してくれていたのかもしれません。
新宿区でのバトンタッチ後も、私は伯母ありきでしたが、精一杯仕事をして、何とか顔を潰さないように努める日々。
そんな私を伯母は、ただただ優しく、自信を持つことができるよう、見守ってくれていました。
私の家庭にも子どもが生まれ、その子どもたちもとてもよく可愛がってくれました。
遺品整理の際、パスポートなどが入った重要と記された引き出しに、うちの子どもたちの写真が入っていたのを見つけ、ついポロポロと涙が出てしまいました。
また、読んでいる本(最近の様々な政策課題について)への付箋や赤ペン入れ、多くの新聞の切り抜きをしていたことを知り、生涯政治家だったんだと改めて思いました。
本当に、父代わりであり、尊敬する政治家であり、私の師匠でした。
亡くなって、改めて伯母の大きさを思い知らされていますが、そうした伯母の思いをしっかりと引き継ぎ、私も精進して参ります。
改めまして、伯母が生前に賜りましたご懇情に謹んでお礼申し上げ、ご報告とさせていただきます。