連合東京「政策学習会」

2025年04月17日

昨日の朝は、中井駅北口に立ち、区政レポートを配布しました。

本日の朝は、6月に行なわれる都議会議員選挙に立憲民主党が自信と責任をもって公認した「三雲たかまさ」弁護士と一緒に中井駅南口に立ち、街頭演説を行ないました。

両日ともに、日差しが強く朝から暖かい中での活動となりましたが、とても多くの方にレポートも受け取ってもらい、朝から気分上々です。

 

駅頭後は、昨日も今日もポスティングへ。

最後の段ボール箱も開き、ラストスパートです。

このポスティングで、延べで120kmほど歩きましたが体重は変わらず。

かなり汗をかいたつもりなのですが…。

 

午後からは、連合東京「政策学習会」にオンラインで参加しました。

まず、東京都福祉局子供・子育て支援部子供・子育て計画担当課長から「東京都子供・子育て支援総合計画(第3期)について ~子供・子育て支援施策の更なる充実に向けて~」の説明を受けました。

計画の位置づけや理念から始まり、①保育サービス ②学童クラブ ③子供の貧困対策 ④子供の意見を聴く取組といった4つの改定ポイントを、6つの目標に沿って詳細な解説がなされました。

「地域における妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援の仕組みづくり」では、「卵子凍結への支援」、「無痛分娩費用助成事業」が目玉政策とのことでした。

「乳幼児期における教育・保育の充実」では、保育の待機はほぼ解消したとして、「保育の質の向上」、保育の必要性の有無に関わらない「子育ちの支援」に重点を置いて施策を推進していくとのことです。

「子供の成長段階に応じた支援の充実」では、不登校対策を中心に「チャレンジクラス(不登校対応校内分教室)設置事業」や「地域における多様な居場所確保事業」など、様々な事業を展開するとしていました。

また、学童クラブの設備をはじめとする子供の居場所を新たにつくっていくことに加え、すでに多くの子供の居場所となっている児童館、子ども会、 こども食堂や学習支援の場など地域にある多様な居場所、公民館や図書館などの社会教育施設などについても、子供にとってよりよい居場所となるよう取り組みを進めていくとのことでした。

「子供の貧困の解消に向けた対策の推進」では、貧困を解消し、貧困の連鎖を断ち切るため、地域や社会全体で課題を解決するという認識の下、教育の支援、生活の安定に資するための 支援、保護者の就労の支援、経済的支援等を進めるとのことです。

「特に支援を必要とする子供や 家庭への支援の充実」では、「ヤングケアラーへの支援」や「社会的養護体制の充実」に力を入れるとのこと。「ヤングケアラーへの支援」として、ヤングケアラーの普及啓発と併せて支援体制を確かなものにしていく事業を展開し、「社会的養護体制の充実」では、児童養護施設、乳児院、養育家庭など社会的養護を必要とする子供たちが、一人ひとりの状況に応じた支援が受けられるよう、一時保護から家庭復帰や社会的自立に至るまで総合的に支援する体制の整備を進めるとのことでした。

「次代を担う子供たちを健やかに育む基盤の整備」では、ライフ・ワーク・バランスを推進する中小企業及びその従業員を支援するとともに、結婚や出産等で離職した女性の再就職を支援するなど、女性の家事・育児時間の減少、社会への参画時間の創出につなげるための取り組みを進めるとのことです。

総じて、子供・子育て支援総合計画を進めていくことにより、社会全体で子供と子育て家庭を支援していくと講演は締めくくられました。

 

続いて、東京都産業労働局雇用就業部 奥鳴浩史 就労支援施策担当課長から「就労困難者の社会参加を実現するソーシャルファーム支援」について、説明を受けました。

雇用情勢が改善傾向にある中でも、働く意欲がありながら仕事に就けていない人が多数存在することから、こうした取り組みが始まったとのこと。

東京都認証ソーシャルファームの認証状況やいくつかの事例が紹介された後、ソーシャルファームの創設と活動を促進するための支援やアクションが解説されました。

 

この説明を受け、「誰もがくらす はたらく つながる 地域づくり」について、社会福祉法人「つくしの郷」の米山泰志理事長からお話を伺いました。

「つくしの郷」は、東京都認証ソーシャルファームであり、障がい者の就労を支援しています。

まず、障がい者の就労について、現況やこれまでのご苦労などが語られました。

自治体の障がい者雇用率などが紹介された後、労働組合の関わりについて説明がありました。

最後に、一般就労(障害者雇用)と福祉的就労の違いと東京都認証ソーシャルファームの位置づけが解説され、こうした取り組みの意義が最後に語られて、講演は締めくくられました。

がっちり3時間、しっかり勉強させてもらいました。

本日教えていただいた課題に、私もしっかりと取り組んでいきたいと思います。

 

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