連合東京「政策学習会」

2025年02月13日

本日は、連合東京「政策学習会」にオンラインで参加しました。

東京都財務局主計部政策評価担当課長から「令和 7年度東京都予算案の概要」の説明を受けました。

まず、歳出歳入など財政運営についての説明があり、続いて主要な施策について部門ごとの解説がありました。

子ども・若者支援施策として、無痛分娩費用助成、保育料等第一子無償化の実施、多様なニーズに応えた子どもの居場所づくりなど新規事業が紹介され、学校給食無償化やヤングケアラーの支援、不登校対策としてのフリースクール支援など、引き続き取り扱う事業の説明がありました。

若者支援の中では、都内の幼稚園から高校等、都・市区町村の技術職に採用された方の奨学金返還支援など、目を引くものがありました。

高齢者福祉施策として、介護サービスの充実と併せて介護人材確保対策に注力していくことが語られ、関連する事業の説明がなされました。

他では、経済施策として、スタートアップや成長産業への参入や投資促進が挙げられ、中小企業支援策にも注力していくとのこと。

観光、文化などで都市の魅力を上げていくと共に、デフリンピックの開催を機に、各種の分野での改善を図っていくとの説明もありました。

環境についてでは、引き続いてのゼロエミッション・ビークル(ZEV)の普及促進にEVバイク充電環境促進などが追加され、防災部門としてTOKYO強靭化プロジェクトの引き続きの推進とマンション防災の強化が語られていました。

防犯では、匿名・流動型犯罪グループ対策として、個人への防犯カメラ設置助成を実施するとのこと。

 

続いて、東京都産業労働局雇用就業部労働施策担当課長から「雇用就業施策関連予算」について、説明を受けました。

働き方に関するアクションとして「女性活躍の輪(WA=Women in Action)」として、年収の壁突破総合対策促進事業などが説明され、「手取り時間の創出」に関わる支援を拡充し、各職場でのカスタマーハラスメント対策を進めて、就労環境を整えていくとの話がありました。

DXへの対応に加え、そこにまつわる人材育成などが紹介されて、予算に関する説明は締めくくられました。

時間の都合もあり、矢継ぎ早の説明でしたが、どうにかこうにか頭に放り込み、あっという間の1時間となりました。

 

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