本日は、新宿区と平和派遣の会とで催す「すいとんの会」に参加しました。
今回は、昭和20年3月10日「東京大空襲」に遭った亀谷敏子さんから戦争体験談を伺いました。
「東京大空襲」に遭った時は、中学校1年生で学校が工場となり、軍事物資の生産をしていたことや軍国教育や英語禁止など当時の生活が説明され、戦後の食糧不足などの厳しさについても触れられました。
続いて、「東京大空襲」で火の海の中を逃げ回った様子が克明な記憶のもとに語られました。
死体がそこかしこに転がる様子や避難所で亡くなった母や赤子だった弟、4歳と8歳の妹を着物でしか遺体確認ができなかったお話は、本当に胸のつぶれる思いのするものでした。
最後に、「戦争は最大の犯罪であり、絶対に許してはいけないものです」と講話は締めくくられました。
胸に迫る体験談に言葉を失いましたが、今後も平和や命の大切さを改めて考えるためにも、こうした貴重な機会を大事にしていきたいと思います。