本日の朝は、駅頭に立つため、防寒対策をばっちりした上で出かけたものの雨が降ってきてしまい断念。
予報では6時頃には雨があがるとなっていたのですが残念です。
11時からは、「新宿区AIオンデマンド交通(にゃんデマンド)」出発式に出席です。
新宿区では、坂道・階段が多い地域等で、移動の負担軽減・利便性向上を図るため、新しい地域交通の導入に向けて、令和5年7月から区内の交通事業者等と専門的な検討・協議を進め、この度関東バス(株)のご協力のもと実証運行を実施することになりました。
ちなみに、AIオンデマンド交通とは、AI(人工知能)を活用し、利用者の需要に合わせて(オンデマンドで)運行する乗り合いの交通で、利用者がアプリや電話で乗降場所・時間を予約すると、AIが効率的なルートを導いて運行されます。
なお、新宿区のAIオンデマンド交通「にゃんデマンド」では、自動運転ではなく、運転士が車両を運転します。
大人(中学生以上)400円、子ども200円、未就学児は無料となっており、スマートフォン、PCの方は https://booking.shinjuku.cti-mobility.jp/login/から登録・予約をするか、コールセンター(電話:050-1721-6500)でも受け付けています。
今後は運営などで厳しい状況が予想されますが、地域の皆さんが長年望んだ取り組みですので、是非ともうまくいって欲しいものです。
午後は、東京自治研センターの月例フォーラムに出席しました。
今回は、キッズプレートの茂出木代表から「生成AIやXR技術が切り拓く未来」のお話を伺いました。
ChatGPT等に代表される生成AI技術は近年急速に発展し、企業のみならず地方自治体にも導入が進んでいます。
地方自治においてもこうした技術の活用により、業務の効率化が図られ、質の高いサービスの提供が見込まれますが、著作権の保護やガバナンスの構築など安全性についてのクリアしなければいけない問題点も多く、様々な課題を解決しなければなりません。
講演では、生成AIを活用した絵や映像、思想などについて、実例などが示されながら分かりやすく紹介され、時代の趨勢と社会への影響、政府の目指すところなどが語られました。
私も含めて参加者の多くは、こうした技術に疎く、アバター、VR、メタバース、ChatGPTなどの定義や概念からの説明は、講師をちょこちょこ困らせる状況。
ChatGPTやCotomoなどを実際に動かしながら、何ができるかを示してくれましたが、例に行政が使うようなプレゼン資料を瞬時に作り上げた時は驚きの声が挙がっていました。
最後に、AIとXRの親和性が語られた上で、「AIをいかに自分の生活に取り込んでいくか」が重要だと考えるが、「自分たちで価値を見出していくこと」が必要になると講演は締めくくられました。
IT音痴の私でも十分に楽しく、かつ理解できる講演で、とても為になるものでした。