決算委員会(9/27)

2024年09月27日

本日は、10時から決算委員会が開かれました。

昨日に引き続き款項目別の質疑です。総務費、地域振興費と順を追って、それぞれの決算状況の説明を受け、質疑を行ないました。

総務費の1項の総務管理費では、はたちのつどいや職員のメンタルケアなどへの質問がなされていました。

私からは、「人材育成等について」質問しました。(以下、質問全文掲載)

2項の徴税費では、税務相談のあり方への質問がありました。

3項の防災費では、防災ラジオや災害情報発信のあり方、感震ブレーカーの設置、防災区民組織の育成などについて、質問が出ていました。

私からは、「備蓄物資の充実について」無水ハミガキや折り畳み式のソーラーパネル型の発電機を取り上げて質問しました。(以下、質問全文掲載)

5項の選挙費では、移動期日前投票所などの提案がありました。

6項の監査委員費では、監査結果報告書に示された課題などへの質問がなされました。

 

続いて、款を地域振興費に変え、1項地域振興費の質疑となり、多文化共生まちづくり会議や外国への青少年交流派遣について質問が出ていました。

款項目別の質疑は途中でしたが、17時に委員会は散会となり、続きは週明けの30日です。

 

「人材育成等について」

女性の活躍に関して、女性の昇任意欲の醸成などについて伺おうと思いましたが、他の委員からの質問もあったので控えますが、専門の戦略チームを設置する自治体などもありますので、そうした取り組みなども参考にされても良いかと思います。また、スマートワーキングなど地道な取り組みの積み重ねが必要とのことですので、そうしたところもしっかりと進めていただくよう改めてお願いします。

Q.地方公務員の離職率は民間企業に比べれば依然低いのですが、近年、特に若い世代の地方公務員の離職が目立つようになったと言われています。新宿では、職員の離職率、また世代別ではどのような傾向となっているか、教えて下さい。

Q.この背景には、日本全体の雇用や働き方、公務員を取り巻く労働条件・環境、若い世代の仕事観・キャリア観など様々な変化があるものと考えられます。
そうした中、研修や自己啓発支援といったことなどで様々な対策をされてきていることと思いますが、区の人材マネジメントにおいてどのようなことを意識されているか、教えて下さい。

職場の環境ややりがいを持つことができるような育成など様々な改善点もあろうかと思いますが、人材がいてこその良質な公共サービスの提供となりますので、人事管理におかれましては引き続きのご努力をお願いして質問を終わります。

 

「備蓄物資の充実について」

Q.携帯トイレなど、備蓄物資において改めて追加したものはありますか。

Q.水を使わずに歯を磨くことができる「無水ハミガキ」が能登半島地震で重宝されたとのこと。能登で活躍した「無水ハミガキ」は、歯ブラシとフロス、水でゆすぐ代わりに使うウエットシートがコンパクトにまとめられたセットです。災害時には飲み水が優先され、歯磨きはどうしても後回しとなってしまいます。ただ、阪神大震災などで多くの高齢者が肺炎で亡くなられたが、これは口内で増殖した細菌が肺に入って起きる誤嚥性肺炎が多く含まれたとされており、災害時であっても口腔ケアを怠ると命の危険があるとされています。

災害から助かった命を関連死から守るためにも「無水ハミガキ」のようなヘルスケア用具もある程度は備蓄する必要があるのではないでしょうか、ご見解を伺います。

能登半島地震の後、携帯トイレの購入が進み、市場では品不足となったとのこと。新宿区でも10月から携帯トイレが配布されることになりますが、物を揃えるのに苦労があったとも聞いています。それと同様で、「無水ハミガキ」も能登半島地震を機に購入が増えており、こちらも市場では品薄になってきているとのことですので、ご決断なされるならお早目の方が良いようです。

Q.能登半島地震で重宝でされたものとして、折り畳み式のソーラーパネル型の発電機があります。燃料などの補給がままならないと配備されている燃料式発電機は機能しません。大きな災害がありますと経験に基づきその都度様々な機器などがクローズアップされることがあります。備蓄や配備品など、常にアップデートをしていかなければならないものと考えますが、発電に関してはどのような備えが必要と考えるか、お聞かせください。

 

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