本日は、10時から決算委員会が開かれました。
今日から款項目別の質疑に入り、歳入全款、議会費と順を追って、それぞれの決算状況の説明を受け、質疑を行ないました。
歳入では、特別区税におけるふるさと納税の影響などが議論されていました。
議会費では、議事録や議員への情報提供のあり方について、確認や質問がなされていました。
私からは、「議会中継における手話通訳の導入について」質問しました。(以下、質問全文掲載)
18時からは、連合西北ブロック地協「地方自治研修会」にオンラインで参加しました。
今回は、「板橋区街かどフードパントリーについて」板橋区生活支援課長からお話を伺いました。
これは、食の支援と生活の困りごと相談支援を併せた取り組みで、プライバシーへの配慮や好みの把握、在庫管理などに様々な工夫がなされています。
対象者、予算など建てつけの詳細もお聞かせいただき、意義や課題などが語られました。
続いて、「豊島区における生活困窮者の実情について」NPO法人やすらぎの和賀井代表理事からお話を伺いました。
高齢者、子育て世代、若者、子ども、それぞれの貧困の説明があり、必要な支援の具体策などが挙げられました。
現場で経験したケースがいくつか紹介されましたが、どれも非常に胸が苦しくなるような話です。
行政出身の方だけに、行政の抱える課題や公的支援のあり方などがしっかりと語られ、貧困をもっと身近に感じて欲しいと講演は締めくくられました。
どちらの話もとても勉強になるもので、こちらでも議会で取り上げてみたいと思います。
1款議会費1項議会費1目議会費(議会中継の運営)
Q.以前にも質問したことがありますが、議会中継における手話通訳の導入についてお伺いします。現在、この委員会のインターネット中継がなされ、この質問も映像として流れているものと思いますが、こうした中継で小さな画面の中、ワイプがついて手話通訳が差し込まれる取組が他の特別区では実施されています。そこで議会事務局に伺いますが、23区の議会中継で手話通訳をワイプのような形で導入をされているところは幾つあるか、教えてください。
Q.以前、手話通訳を中継などに導入をするという提案をさせていただいたとき、議会で決めるべきことで、特別委員会などで議論したらどうかとお答えいただきました。議論、判断は議会ですることとして、物理的、技術的なところでの導入の可否について、お判りになる範囲でかまいませんので教えて下さい。
2025年にデフリンピック開催が控えています。そうしたことを機に新宿区議会も聴覚障がい者理解を更に進めていく、周りに向けて範を示していく必要があると思います。そうしたことも議会の中でしっかりと議論をしていく必要があると意見を申し上げて、質問を終わります。