連合東京「政策学習会」

2024年04月15日

本日の午前中は、ポスティングのラストスパートです。

レポートが予算についての記事でしたし、また目黒にもお手伝いに行かなければならず、もたもたしているわけにはいきません。

3時間、12Kmを歩いたところでコンプリート。

汗をかいた分、達成感ありです。

 

午後は、連合東京「政策学習会」にオンラインで参加しました。

東京都産業労働局総務部働く女性応援担当課長から「『東京くらし方会議』について」説明を受けました。

いわゆる「年収の壁」の考え方や国の対応についての説明から、職場や労働時間のあり方、ライフ・ワーク・バランスなど、これからの働き方についてのお話がありました。

また、マミートラックなど女性が活躍する社会の実現に向けた課題が挙げられ、それぞれにおける東京都の予算や事業が説明されました。

続いて、東京都産業労働局雇用就業部連絡調整担当課長から「『東京の雇用就業を考える専門家会議』について」説明を受けました。

会議の設置目的からはじまり喫緊の課題である「人材確保」、そのための「働き方」を主軸として「中小企業の働き方改革への支援について」、「フリーランスについて」、「兼業・副業について」、「女性管理職登用の状況について」の議論が進められたとのこと。

働き方改革・人材確保に関する今後の施策展開の方向性が述べられ、「中小企業の働き方の底上げ」、「リスキリングの促進・人材確保力の強化」、「DX人材の育成・テクノロジーの活用推進」など、6つの方向性についての具体的な事業説明がありました。

最後に、「介護離職防止と介護保険制度の課題」について、日本介護クラフトユニオンの会長からお話を伺いました。

まず、介護離職の実態が語られ、少子高齢化の影響により就労者数の減少が進む中で、労働者の確保はますます困難になってくるため、介護離職は企業にとっても大問題であり、このまま対策が進まなければ経済的な損失は年間9兆円に上るとのこと。

これまでの調査結果を基に語られる状況や課題は非常に具体的であり、とても分かりやすいものでした。

やはり現場から語られる話は貴重であり、介護のプロだからこそ知る介護と仕事を両立させるヒントは目からウロコです。

介護サービスの利用料や医療費など介護に関わる負担の話やお薦めの介護サービスの解説は、地域で相談を受ける私たちにとってはとても勉強になりました。

最後に、介護保険制度の課題が語られて、講演は締めくくられましたが、やはり人員不足は大きな問題で、すでに介護の担い手が足らず、施設であれ、在宅であれ、どのような介護サービスも絵に描いた餅であり、「保険あってもサービスなし」が現実になっているとのこと。

がっちり3時間、しっかり勉強させてもらいました。

本日教えていただいた課題に、私もしっかりと取り組んでいきたいと思います。

 

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