本日の朝は金曜日なので、下落合駅での駅頭活動ですが雪が降っているので中止です。
なので、ゆっくりと準備し、予算委員会の傍聴へ向かいました。
予算委員会は、締めくくり質疑となり、私たちの会派から出席している山口さんは、財政や学校給食無償化などについて、最後の詰めの質問をしていました。
質疑後は採決となり、区の提出した予算案は概ね適正と判断し賛成しました。(討論は下記に掲載)
結果は、賛成多数で予算案は本会議に戻されました。
約2週間に渡る予算委員会も無事に終わり、来週からは常任委員会、特別委員会が開かれ、議案の審査にあたります。
予算議会も終盤となりましたが、気を抜かずに臨んでいきたいと思います。
<討論(私たちの会派の態度)>
今回の予算は、第三次実行計画を的確に始動させ、区民生活を支えるとともに、区政課題の解決に向け確かな歩みを進める予算と位置づけ、第1に、社会経済情勢の動向を的確に見極めながら、限られた財源を優先的に配分すること、第2に、行政評価に加えて徹底した状況分析を行ったうえで、デジタル技術等を活用して効果的・効率的な事業に再構築するなど、事務事業の更なる見直しを図ること、との2点を基本に編成されました。
財政調整基金の残高についての課題だけでなく、社会情勢を鑑みると、終わらない物価高騰、不安定な財政運営となることが見込まれます。そうした中でも、誰もが安心して住み続けられるまちづくりに取り組んでいかなければなりません。
私たちは当委員会に当たり、安心して暮らすことができるまちづくりの施策であるか、未来の新宿を担うこどもたちを支え、女性の活躍や高齢者や障がい者の方々などに配慮ある施策となっているか、多文化共生や産業振興など様々な観点からの施策が展開されているのか、また、受益者負担や世代間の公平性においてバランスが取れた施策が行われているのかといった視点で質疑に臨ませていただきました。
能登半島地震を受けて防災への取り組みを推進し、職員の働き方の環境を整備することで区民サービスを充実すること、充実した情報発信、高齢者や障がい者へきめ細かい対策を取ること、デジタル化社会で取り残されないような施策について、人権を守り、人に優しい新宿であるための新たな提案や留意点に関して要望など意見をさせていただきました。
今後の区政に活かしていただくよう強く要望し、区より提出された予算案はおおむね適正と認め、全てに賛成いたします。
尚、修正案に関しては、修正の趣旨は十分理解するものの、他自治体の動向を見守りつつ、引き続き議論すべきものと考えます。以上の理由から、修正案に反対いたしまして、討論を終わります。