文教子ども家庭委員会(10/11)

2023年10月11日

本日は、10時から文教子ども家庭委員会が開かれました。

今回審査した議案、「新宿区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、「新宿区学童クラブ条例等の一部を改正する条例」、「新宿区立の小学校、中学校及び特別支援学校の非常勤の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例」、「令和5年度新宿区一般会計補正予算(第6号)」、議員提出議案「新宿区学校給食費の助成に関する条例」について、採決を行いました。

議員提出議案「新宿区学校給食費の助成に関する条例」以外の5つの議案は、全員賛成で本会議に戻されました。

学校給食費の無償化条例では、私は賛成しましたが反対多数で否決。

「来年度から給食費を完全無償化する予定であることについては、大いに評価をするものですが、10月から更に物価が高騰し、子どもを育てる各家庭などでは抜き差しならぬ状況となっており、1日でも早く給食費の完全無償化を実施すべきと考えます。また、子育て支援や義務教育における食育の観点からも条件なく無償化することが妥当であり、国による無償化を後押しする上でも、新宿区においても直ちに学校給食費の無償化を進めるべきであり、本議案に賛成します。」と討論しましたが、委員会を通すことができず残念です。

採決後は、陳情の審査となりました。新たに出された陳情は「学校給食の完全無償化を求める陳情」で、私は「採択」を希望しましたが、「不採択」とする会派が多く、意見が分かれたので審査未了となってしまいました。

続いて、昨日報告を受けた「令和4年指定管理者の管理業務に係る事業評価について」、「東京都認証保育所の閉園について」、「既存施設における定員変更について」、「新宿区学童クラブ条例施行規則の一部改正について」、「学童クラブ及び学童クラブ機能付き放課後子どもひろばにおける利用開始日の変更について」、質疑を行いました。

「令和4年指定管理者の管理業務に係る事業評価について」では、指定管理のあり方について指摘がありました。

私からは、職員配置に苦労する施設、事業者があることを確認した上で、相談体制や対応について質問しました。

「東京都認証保育所の閉園について」では、閉園にあたり在園児の行く先などについて質問がなされました。

「既存施設における定員変更について」では、在園率などが確認されていました。

私からは、地域性も含めて児童減少の把握と「子ども誰でも通園制度」など今後の保育のあり方について、質問しました。

「学童クラブ及び学童クラブ機能付き放課後子どもひろばにおける利用開始日の変更について」では、入退室管理システム「安心でんしょばと」の利用率が確認されていました。

しっかり議論し、11時半に委員会は散会となりました。

 

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