本日は、10時から決算特別委員会が開かれました。
昨日から引き続き、款項目別の質疑です。
昨日から引き続きの環境清掃費と土木費、教育費、それぞれの決算状況の説明を受け、質疑を行ないました。
私は、環境清掃費の資源清掃事業費について、土木費の都市計画推進費について、質問しました。(以下、全文掲載)
しっかりと議論がなされ、17時に委員会は散会となりました。
明日も引き続き、款項目別の質疑が予定されています。
ちなみに、 決算特別委員会はインターネット中継もなされますので、お時間ある方はぜひご覧ください。
<新宿区議会・インターネット中継>
<8款 環境清掃費-1項 環境清掃費> 3目資源清掃事業費
「紙おむつのリサイクルについて」
区内において、古紙、びん・缶、ペットボトルはもとより乾電池、白色トレイ、プラスチック、小型電子機器など様々なものがリサイクルのために回収されています。物価の高騰も相まって、消費のみの処分を改善し、リユース、リサイクルに改めて注目が集まっており、そうした中、紙おむつのリサイクルがクローズアップされています。
環境省によると、2020年度にごみとして排出された使用済み紙おむつ量は、家庭と事業所の合計で217万~225万トンと推計されており、紙おむつメーカーなどで作る業界団体の日本衛生材料工業連合会による大人用紙おむつの生産量の推移を見ると、この10年あまりで1.6倍に増えています。今後、高齢化の中でさらに増えていくことが見込まれます。環境省の調べでは、焼却ごみの約1割が紙おむつとのデータもあり、環境省は自治体がリサイクルに取り組むよう後押しを始めています。
都は、使用済み紙おむつの持続可能なリサイクルに向けて、都内に適したリサイクルに資する手法を検討するため、令和2~3年度において、公募により、計4事業を採択し、提案者と共同で実証事業を実施しました。また、使用済み紙おむつの処理について、当該紙おむつのリサイクル事業を普及拡大するため、令和4年度から、区市町村が実施する使用済み紙おむつのリサイクル推進に向けた調査・普及啓発事業に対して、必要な財政的支援も実施しています。
Q.区では紙おむつのリサイクルについて、どのようにお考えか、お聞かせください。
Q.紙おむつを含むリサイクルのあり方について、地域の声を改めて吸い上げる企画、機会が必要と考えますが、区のお考えをお聞かせ下さい。
<9款 土木費-5項 都市計画費>2目都市計画推進費
「鉄道施設の整備促進、鉄道駅のバリアフリー整備促進について」
Q.西武新宿線下落合駅、中井駅、東京メトロの落合駅におけるホームドア設置について、これまで話し合いが続いているものと思いますが、進捗状況を教えて下さい。
鉄道駅バリアフリー料金制度の活用など、前向きに進みそうな要素もあると思います。これらの駅をご利用の方は一日も早いホームドアの整備を待ち望んでいます。所管でも粘り強く働きかけをしていくことをお願いします。
Q.西武新宿線の鉄道立体化の協議や開かずの踏切対策についてもお伺いします。何か進捗があれば教えて下さい。
Q.開かずの踏切対策として、下落合駅の改札の延長なども協議して欲しいともお願いを続けてきました。こちらの進捗についてもお聞かせください。
Q.東西線の落合駅、東側口のエレベーターの設置について伺います。現在、東西線落合駅西側口、山手通りと早稲田通りのちょうど交差点になっている上落合二丁目交差点のところにはエレベーターが設置されています。ワンルートは確保されているとの見方もあるかと思いますが、この駅、地上から改札ホームへの出入り口、ホームの両端に改札口があるので非常に距離があり、北新宿や上落合一、二丁目方面から駅に向けてなだらかにずっと坂になっており、高齢者や障がい者の方にしてみると、坂の上り下りが少々大変だとの話も伺っています。こちらについては、どのように検討をお願いできるか、お聞かせください。