本日は、10時から防災等安全対策特別委員会が開かれました。
本日は、庁内の危機管理に携わる部署や施設の視察を行いました。
本庁内にある防災無線室は、通信や情報を管理する部署となっており、同報系無線(屋外拡声子局<屋外に設置されている拡声スピーカー>や個別受信機<災害ラジオ>など>、移動系無線(消防・警察、避難所、防災関係機関、災害拠点病院など)を管理し、取りまとめを行います。
またこの部屋では、区災害情報システムを用いて、「態勢状況」、「被害情報」、「応急対策情報」などの情報を管理・整理することにもなります。
他には、都との連携した災害情報システム(DIS)もこちらにあり、Lアラート(災害情報共有システム)や延焼シミュレーションなどを実施することもできます。
防災無線や防災ラジオのデモンストレーションもしていただき、何人かの委員は無線連絡や防災音声の吹込みなども体験させてもらいました。
この視察を通して、どのように災害情報が集められ、集約し、対策をしていくのかが分かりました。
また、各出張所との連絡体制や都との連携の仕方も十分に理解することができ、とても勉強になりました。
災害時では、とても多くの情報が寄せられることになりますが、そうした情報をどのように捌いて、迅速に対策に繋げていくかがカギを握ります。
質疑では、高所カメラによる情報収集における設置場所や状況が確認されたほか、災害対策本部の立ち上げにおける段取り、区立防災センターとの連携、災害対策本部メンバーの参集などについて、質問がなされていました。
しっかり視察と質疑を行ない、本日の委員会は散会となりました。
午後は、議会運営委員会の理事会が開かれました。
予算・決算委員会の各会派の持ち時間を改める話し合いがなされました。
侃侃諤諤の議論が続きましたが、何とか明日の議会運営委員会までに間に合う決着。
強硬な手段に頼ることなく解決が図られ、とりあえず一安心です。