文教子ども家庭委員 管内視察

2023年06月28日

本日は、文教子ども家庭委員会の管内視察が行われました。

 

まず、教育センターを視察しました。

ここでは、プラネタリウムやサイエンス・プログラムなどの科学教育がなされているほか、不登校児童・生徒のための「つくし教室」や外国籍の児童・生徒のための語学サポート指導「国際理解室」なども設置されています。

不登校児童・生徒の数が増す中、「つくし教室」のキャパシティも一杯一杯の状況と説明を受けました。

また、例年と比べて相談件数も大幅に増しており、対策強化が必要と感じました。

また、外国籍児童・生徒も数を増しており、外国から編転入する幼稚園児、児童・生徒が学校に行く前に、学校文化や日本語を指導することで編転入の円滑化を図る役割を担う「国際理解室」も慌ただしくなってきているとのこと。

改めて課題が山積していることを知ることができました。

 

次に、新宿区立中央図書館を視察です。

新中央図書館の建設に目途が立たぬ中、知恵と工夫で何とかしのいでいる様子が伺えます。

新宿区立中央図書館は、こども図書館も併設されており、多くの区民が利用しています。

また、各地域にある9つの図書館を取りまとめる、ハブとしての機能も務めています。

新宿の図書サービスは、本やCD、DVDの貸出のみならず、レファレンスや多文化、障がい者、児童へのサービスなどもきめ細かく行っており、児童サービスの中には、各学校や幼稚園、保育園の朝読書用の本を選び、配送ボックスに詰めて送るといった業務もあります。

この業務における、その都度の選書は、授業内容や行事に関する本をまとめるなど、きめ細やかな対応をしているとのことで、職員の皆さんの努力には頭が下がります。

先日の東京新聞でも紹介されていましたが、校庭部分で行われている「そらとだいちの図書館」は評判となっており、図書館職員と多様なボランティアとの協働で花や野菜を育てています。

こうした栽培を通じ、環境や自然といったものを老若男女問わずに体験し、学ぶといった仕組みとなっており、今後の更なる活動の展開に期待が膨らみます。

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