本日は10時から、全員協議会が開かれました。
承認1件、予算1件、条例1件、その他10件の計13件の議案が説明されました。
「新型コロナウイルス感染拡大や物価高騰対策に係る補正予算」や「リサイクル及び一般廃棄物の処理手数料の改定」、「区道の路線廃止」、「施設の指定管理者の指定」などの議案が、明日から議会にかけられることになります。
これらの議論については、本番は30日からの本会議とその後に開かれる各委員会ということになりますが、気を引き締めて臨んで参りたいと思います。
ちなみに、私の代表質問登壇は10月1日11時半頃になりそうです。
ご都合のつく方はインターネット中継もされていますので、ぜひご覧ください。
<新宿区議会のインターネット中継>
https://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/index08_08.html
全員協議会後は、議会運営委員会が開かれました。
明日の本会議における区長就任にあたっての所信演説などの議会日程が諮られ、委員会は散会となりました。
議会運営委員会後は、オンラインで新宿区障害者団体連絡協議会の皆さんから区政に対する要望をお聴かせいただきました。
コロナ禍の中でも、以前と同様の日常生活への支援を求められたほか、就労支援や家賃補助など障がいを持っていても暮らし続けられることのできる施策、緊急時や災害時などでの支援体制の整備など、当事者の方から区政に支援を求める声は切実です。
しっかりとそうした声を議会に届け、29日に区長へ提出する私たちの会派の予算要望にも反映していきたいと思います。
13時半からは、議員研修会が開かれ、「区内中小企業等の現状と今後の展望について」、担当所管と新宿区商店街連合会の方からお話を伺いました。
まず、産業振興課長から、区内中小企業の現状と今後の展望が語られました。
現状としては、コロナ禍による事業所の倒産件数は減少傾向にあり、打撃を受けていたところは緩やかに回復傾向にあるが以前の水準には戻っていないとのこと。
また、コロナで融資を受けている企業は全体の4割弱で、その内の4分の1が返済の見通しが立っていないとの報告もあり、物価高騰で8割弱の企業に収益悪化の影響が出ているとアンケートの結果なども示されました。
経営環境の変化に対応できる経営力の強化が必須で、自治体もそれを支える経営支援のあり方を見直していく必要があり、融資や補助制度のみならず、企業のライフサイクルに着目した情報提供など伴走支援型の施策充実が課題と分析が述べられました。
新宿区商店街連合会の事務局長からは、観光とのつながりの大切さと商業の発展について語られ、商店会支援における様々な提案や意見をいただきました。
出席した議員からは、大規模店舗やオンライン販売と地域店舗との共生についてなどの質問が出ていました。
商業や製造などの形態が多様化する中、地域で事業を継続していくことの難しさを改めて感じました。
観光との連携はもとより地域とのつながりを大切にすることで、商店会が活路を見出すとの話は私も同じ考え方で、そこに世代を問わずにアジャストできるかが鍵をにぎるものと思います。
議会としても関係所管、地域や事業者と協働して、課題解決に取り組んでいきたいと思います。