連合東京政策学習会

2022年04月15日

  本日は、13時半からオンラインで開催された「連合東京政策学習会」に参加しました。   まず、第1部では「カーボンニュートラル推進における『公正な移行』」 と題して、「『公正な移行』気候変動と労働組合、社会対話と参加の重要性」について、経済・社会政策局長の片山氏からお話を聴きました。   「グラスゴー気候協定」により、気温上昇を18世紀以前の1.5℃以内に抑え込むよう努力することが各国で確認され、前回のCOP25からの積み残し課題が完全合意されたことなど、これまでのカーボンニュートラル推進における顛末が説明されました。   「各国の事情に照らした最貧者及び最脆弱者を対象とした支援を提供し、また、公正な移 行に向けた支援の必要性を認識しつつ、」 と、影響を受ける人々への支援の必要性がしっかり明示されていることなどが語られ、連合など労働組合の関わりについても述べられました。   「公正な移行=気候変動対策の進展で生じる、雇用など社会・ 経済への負の影響を最小限にとどめるため、必要な施策を講じること」を実現するため、政策の考え方が説明された後、連合の重点政策について示され、今後の課題と「連合エコライフ」などの取り組みが語られました。   続いて、「カーボンニュートラルの実現に向けた自動車総連の取り組み」について、講演を聴きました。   2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略の方向性が説明された後、「グリーン化に対する日本の取り組みは諸外国と比較し大きく遅れを取っており、輸出比率の高い自動車産業としては、世界の潮流を踏まえると、グローバルに取り残されないための取り組みが必要」と自動車産業の抱える課題が報告されました。   電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV・PHV)、燃料電池車(FCV)の普及を含めた棲み分けの話はとても分かりやすく、車両の特性に応じたモビリティ展開や新たなモビリティ構造への転換について、ストンと落ちるものでした。   最後に、電動車の普及や産業の構造転換、エネルギーのあり方などの課題が示され、講演は締めくくられました。   次に、「カーボンニュートラルを踏まえた電力総連の考え」について、講演を聴きました。   日本のエネルギーの現状について、電源構成やエネルギー自給率の推移、化石燃料依存度が国際的な比較と共に説明がありました。   再エネ導入に向けた対応や火力発電の位置づけと各電源の特徴などが詳しく説明された後、今後のエネルギー・気候変動政策に対する基本的考え方が述べられ、講演は締めくくられました。   第2部では、「女性の活躍と就労支援」と題して、講演「東京都女性活躍推進計画における女性の就労支援等」、第3部では「雇用安定・生産性向上のための職業能力開発」と題して、講演「東京都第 11 次職業能力開発総合計画」がありましたが、参議院選挙に向けた会議があり、聴くことかなわず永田町へ。     夕方からは、蓮舫参議院議員の選挙対策会議に出席しました。   選挙に向けた街宣活動や応援チームの編成などが報告され、それぞれの役割などが確認されました。   主要な政党の候補者も出そろい、いざ夏の陣へ。   立憲民主党としては、浮沈を賭けた戦いとなります。   こちらも気を引き締めて、しっかりと働いていきたいと思います。     18時からは、私たち立憲民主党・無所属クラブなど区議会の6会派で開催する「新宿区政学習会」に出席しました。   今回は、「コロナ禍とくらし -支援の現場から見えてきたもの-」と題して、生活支援を行ってきた新宿区の担当課及び民間団体の皆様から、「コロナ禍による生活への影響の実態」、「行政による支援の状況」を伺い、支援活動の現場から見えてきた課題などについて話し合いました。   コロナ禍のような危機における生活支援のあり方について、参加者の皆様とも意見交換し、課題解決に向けた活動展開のヒントをもらうことができました。   現場の声はやはり重いと改めて感じる良い機会となりました。  

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