本日は、「東京の日本語教育を考えるつどい2020」に出席しました。
2019年6月に日本語教育推進に関する法律が成立し、国・自治体の責務などが定められましたが、学校での教育整備はまだまだ道半ばといった状況です。
東京では、各自治体の日本語指導が必要な小中学生の人数が調査で明らかになりました。
この調査を踏まえ、どのようなアクションや改善が行われるべきか、この会にて具体的な議論が進められていました。
また、豊橋市の教育相談員 築樋博子氏の講演「豊橋市の外国人児童生徒教育ー子どもたちの明るい未来のためにー」を聴きました。
豊橋市の外国籍児童生徒数の推移とそうした子どもたちへの教育の変遷が説明され、支援体制など取り組みについてが語られました。
新宿区でもこうした支援は進められていますが、学習支援や生活指導などの点で、豊橋市ではもう一歩踏み込んだところまで取り組まれているようで、とても参考となるお話です。
特に、間接支援の取り組みは今度議会で取り上げてみたいと思うものでした。
「とりあえず受け入れて、子どもだからそのうちに日本語は話せるようになるし、そうすれば勉強も分かるようになる」ということはありません。
日本語指導の新たな体制整備の必要性について、現場の声や経験談も伺うことができました。
しっかりとそうした声に応えることができるように、私もしっかりと課題を整理し、改善に向けて取り組んでいきたいと思います。
同時間帯で、広範な国民連合の催す「コロナと国際政治」のオンライン講演もあったのですが、残念ながら間に合わず。
こちらは、次の機会の楽しみとすることにしておきます。