フランスで盛んに行われている高齢者の見守り形態である「世代間同居」が、新たな試みとして日本でも取り入れられ始めている。
「世代間同居」とは、高齢者宅に親族ではない若者が同居したり、下宿したりしながら、世代の垣根を越え、交流するもので「ホームシェア」などとも呼ばれている。
フランスでは、市民団体やNPOが一人暮らしの高齢者と若者の間をとり、それを行政がサポートする。
高齢者は若者に見守られて安心でき、若者は高齢者から様々な人生経験を学ぶことができる。
同居や下宿することで住居費の負担が軽くなるのも大きな利点だ。
高齢者の認知症予防や健康維持にも大きな効果が生まれているとのこと。
プライバシーなどいくつか乗り越えなければならない点はあるが、世代間交流の新しい取り組みをより広げていくことが必要だと考える。