本日は、10時から決算特別委員会が開かれました。
昨日に引き続き、一般会計の款・項別の質疑です。
第8款環境清掃費では、昨日からの質問希望者が残っていましたので、そうした委員からの質疑でスタート。
「廃プラスチックに対する取り組みについて」などの質問が出ていました。
続いて、第9款の土木費について、土木管理費の項から質疑が始まりました。
私からは「みどりを増やす取り組みについて」、質問しました。<以下、全文掲載>
「みどりを増やす取り組みについて」
○みどりを増やす仕組みづくりの推進ということで予算が執行されています。私の住む落合地域は、緑が多くの残る地域として認識されていると思いますが、時代の流れと申しますか、庭のあったお宅などが相続などを経るとマンションやアパート、分譲住宅などに変わり、緑が失われていくこととなります。そこでお伺いしますが、区内の緑被率については5年おきの調査がされているは承知していますが、現在の経過状況からどのような推移となっているか、感触でかまいませんので教えて下さい。
○開発や建替えといった際に、緑を残す、緑を増やすために、開発事業者や所有者にどのような働きかけがなされているのか、お伺いします。
○先日の報道によるとコロナ禍による自粛生活で空前の園芸ブームとのことです。かくいう私もベランダでバジルなども育て始めたりしているのですが、むろんこうした園芸で緑被率に影響があるわけではないのですが、緑への意識が改めて根付くといった効果は感じられます。こうした機会をチャンスと捉えて、緑に親しむ、緑の大切さを改めて感じる、そして緑を増やす取り組みにつなげていくことが流れとして自然なものと考えますがご見解を伺います。
他には、「ウーバー・イーツによる事故について」など、質問が出ていました。
公園費の項についての質疑では、私からは「公園の整備・管理について」、質問しました。<以下、全文掲載>
「公園の整備・管理について」
○以前に中落合やよい児童遊園の整備について、意見交換会に参加させてもらいました。こうした意見交換会は、大小関係なく公園整備には行なわれるものとのことで、住民の思いや要望に寄り添ったものになるよう、区もしっかりとご努力をなされていることが分かりました。また、近隣の小学校などからも意見や要望をアンケート等で聴取もされていましたので、こうした努力が実れば、きめ細かく配慮がなされた公園になるものと思います。
コロナ禍により学校が休校となり、近年まれに見ないレベルでとても多くの子ども達が公園を利用していました。そうした状況を改めて良い機会と捉えて、子どもの視点からでしか見つけられない遊具の不備や危険個所などのあぶり出し、子どもに人気のある遊具の解明など、様々な改善点の発見につながるものと考えます。教育委員会や学校などに協力をお願いし、アンケートを実施するなど検討してもよろしいものかと思いますが、お考えをお聞かせ下さい。
○昨年の決算委員会でもご提案申し上げましたが、公園に設置されている砂場の日よけについてです。通常は梅雨明け頃を目途に設置されるとのことでしたが、5月でも十分に日差しが強く、砂も焼けてしまい、遊んでいられないような状況となっていました。答弁では「固定観念を持たずに、臨機応変にその辺はよく気象情報を見ながら検討していきたい」とのことでしたが、どのような情報に基づいて判断されているのか、お伺いします。○特に今年は、コロナ禍、休校などの影響で小学生の高学年の子どもたちも元気に遊んでいたりで、幼少期の子どもは危ないので砂場で遊ばせる傾向となっていました。そうした子どもたちは、ただでさえ身長が低く地熱の影響をダイレクトに受けやすく、まだ発語もおぼつかない子どもだと「暑い」との感覚もうまく伝えられず、遊ぶことに夢中になってしまいます。やはり現場に出て、どのような状況になっているかを確認すべきだと思いますし、いっそのこと設置する時期を前倒しすることも考えて良い気象環境だと思いますが、ご見解を伺います。
他には、「パークPFIのあり方について」など、質問がされていました。
7項の建築費まで質疑を済ませ、ちょうど17時になったところで散会。
明日も10時から引き続き、款・項別の質問となります。
私も第10款の教育費において、質問を用意していますので、乞うご期待。
インターネット中継もなされますので、お時間ある方はぜひご覧ください。
<新宿区議会・インターネット中継>
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/shinjuku/WebView/rd/council_1.html?referrer=http%3A%2F%2Fwww.city.shinjuku.lg.jp%2Fkusei%2Ffile08_00023.html