文教子ども家庭委員会(9/9)

2020年09月09日

  本日は、10時から文教子ども家庭委員会が開かれました。   まず、調査事件として、子ども家庭課と教育委員会からそれぞれ「新型コロナウイルス感染症対応について」、説明を受け、議論しました。   保育園の運営では、8月31日までの家庭保育への協力を9月30日まで延ばすとのこと。   1ヶ月の延長などと小出しに延ばす理由について質したところ、「休業補償の絡みで9月30日としたが、年内いっぱいまで補償の制度が延びたらその都度考える。」とのこと。   「その場合、家庭保育への協力は年内いっぱいとするのか?」と聞くと、「感染状況などから総合的に判断した上で期間を設置する。」と含みのある答え。   育休の交渉をする身になって、小出しに延長するのではなく、「年内いっぱいや年度いっぱいでの期間設置とすること」を改めて強く求めました。   また、保育所等が感染発生により臨時休園となった際、代替措置としてベビーシッターの活用ができるようになるのですが、その助成について説明がありました。   そうした場合に、迅速に対応できるよう、必要とされる情報の整理を事前にしておくことなどが求められていました。   他では、区立保育園の芋ほり遠足は中止とのこと。   子どもたちにとっては重要なイベントなので、しっかりと代替案を考えるようにとの意見が出ていました。   教育委員会からの説明では、区立中学校の修学旅行の中止や小中学校の新学期における健康観察について説明を受けました。   学校全校にサーモグラフィを設置し、発熱などをチェックし、健康観察を徹底するとのこと。   私からは、「インフルエンザ流行までまだ時間はあるが、コロナ対策と併せて十分に対応を検討すべし」と意見しておきました。   次に、「区立保育園や区立学校の休業、自粛に伴う給食用食材納入事業者への支援について」や「牛込保健センター等複合施設の基本設計業務の完了について」、「賃貸物件を活用した私立保育所の開設について」など10件の報告を受け、質疑をしました。   私からは「牛込保健センター等複合施設の基本設計業務の完了について」の質疑で、「0~1歳児が2階で、2~5歳児が1階での保育となるようだが、避難などのことを考えると逆ではないか?」と質問しました。   「園庭との兼ね合いや2~5歳児は交流保育があること」などが理由として挙げられていましたが、「避難訓練の徹底などくれぐれも事故のないよう配慮されたし」と意見しておきました。   また、「賃貸物件を活用した私立保育所の開設について」の質疑では、「住宅地での保育施設設置においては近隣住民に十分な説明が必要」「外遊びのための児童遊園への移動について、十分な安全性の確保を」との意見が出ていました。   諸々の説明について、しっかり議論し、12時過ぎに委員会は散会となりました。     午後は、決算委員会での質問作成です。   16日の本会議後に、すぐに決算委員会が設置され、17日から質疑が始まりますので、慌てないためにも今から十分に用意をしておかなければなりません。   赤ちゃんの世話などもありますが、時間をうまくやり繰りして、しっかりとした仕事をしていきたいと思います。    

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