東京都予算案

2020年01月29日

  ここ連日、体調がおもわしくなく、月曜日は病院に行きました。   インフルエンザではなく、一安心しましたが、先生からは「今回は一月遅れだったね」と体調管理の甘さを指摘されてしまいました。   お恥ずかしい。   体調不良とはいえ、新春の集いや新年会、旗開きはありますので、何とか顔出し程度でお許しいただき、挨拶だけで失礼しているような状況です。   良かったことと言えば、室内作業の時間が多く取れたことにより、第一回定例会の一般質問のドラフト作成が早くも終了。   区の担当所管に当てて、ブラッシュアップしたら、質問完成です。   2月20日の本会議にて登壇しますので、乞うご期待!     本日は、東京自治研究センターの月例フォーラムに出席しました。   今回は、2020年度東京都予算案について、嵯峨 都財政担当課長から説明を受けました。   令和2年度予算は、不安定な税収事情を踏まえた上で、東京2020大会の開催準備や東京が成熟都市として進化するための取り組みを推進していく方針とのこと。   とはいえ、歳入歳出予算の状況や推移、予測などを見ますと、今後倍増していく社会保障費や少子化対策などにかかる費用の増加は顕著であり、財政的にはアツプアップの状態であることには変わりありません。   しかし「東京都は儲かっている」と、他自治体や国が認識していることで、人は多いのにお金が回ってこないというジレンマに陥っており、地方譲与税などでは地方法人課税の見直しが行われ、2379億円減と大幅な税収減となってしまいます。   ちなみに、歳入の全会計合計が15兆4522億円ですので、その影響の大きさは計り知れません。   歳出としては、都民・大学研究者・職員による事業提案制度からのものは、なかなか面白そうな事業が見受けられました。   子育て、教育、高齢者福祉、災害対策などでは、大きく舵を切ったものはなく、現状に合わせた手直しがなされた程度。   目玉としては、5GやAI、IoTなどのICT体制強化と「電波の道」の整備、それとやはりオリンピック・パラリンピックの開催とレガシーの創出に力が入れられている様子です。   当たり前ですが、都の予算は、新宿区にも大きな影響があります。   都の方針や狙いを知ることが重要で、休みなしのしっかり二時間、とてもためになる学習会でした。   これから区の予算説明や審議が始まりますが、都の方針や予算を参考にしながら、そちらもしっかりと取り組んでいきたいと思います。     夜は、上落合中央・三丁目地区まちづくりの会に出席です。   昨年末に実施されたアンケート結果を踏まえ、「まちづくりガイドライン」の改定が行われ、区長へ提言として出されます。   会の開催は今回がラストとなりますが、これまで様々な議論がなされ、私も非常に勉強をさせてもらいました。   今後は、地区計画やガイドラインが適正に履行されるかなど、議員としてしっかりとチェックしていきたいと思います。    

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