昨日は10時から、自治・議会・行財政改革等特別委員会が開かれました。
早大マニフェスト研究所から、自治体職員の経験もある長内氏を講師に招き「議会BⅭPについて」、お話を伺い、意見交換をしました。
ちなみに、BCPとは、Business Continuity Planの略で、業務継続計画を意味します。
大規模地震などの非常時にどのように行動するか、どのような役割を担うか、早期の復旧・復興に向け、機能や業務の継続性をどのように維持するか等を定めるものです。
今回の講師を務める長内氏は、東日本大震災や2016年の台風10号による被害が出た際に、岩手県久慈市で職員をしており、そこでの経験を踏まえた講演はとても聴き応えのあるものでした。
BCPの策定のメリット・デメリットや議会招集権や議会の通年開催、議会・議員の情報収集と、課題提起や現状での指摘が幅広く語られました。
また、彼は議会事務局の経験もあるとのことで、議員の習性や特化した能力とその活用方法についてでは、こちらも「良くご存知で」と言いたくなるお話。
質疑応答も含めて、アッという間の1時間半でした。
議会BCPの策定には、議会のあり方や災害対策本部と議会の関わり方など、まだまだ外堀を埋めないといけない部分もあります。
これからの議論において、留意する点や付随する課題などを改めて整理していくのに、十分に役に立つ講演でした。
午後は、会派のメンバー全員で質問についての打合せです。
私の拵えた質問について、関係所管からレクチャーも受け、着々と作業は進んでいます。
11月28日、三雲さんの代表質問、乞うご期待です。
14時過ぎからは議員運営委員会が開かれ、第4回定例会の日程説明などが確認されました。
11月28日が代表質問、29日が代表質問、一般質問となり、その後に各委員会が開かれ、12月9日の本会議で賛否も含めて、取りまとめられることになります。
師走に向けて、ギアを一段上げていきたいと思います。
夜は、やよい児童遊園の再整備に伴う意見交換会に出席しました。
来年度に工事を行う再整備について、前回の意見をおさらいした後、今回もワークショップ形式で地域の皆さんと意見交換を行いました。
決算委員会の質問でも取り上げたこともあり、この児童遊園を使用する子どもたちへ、きめ細かくアンケートをするなど、参考となるデータも厚みを増してきました。
トイレの装飾や遊具の選定は、近隣小学校の協力にお願いする予定ということですので、子どもたちには一層身近な公園となるのではないでしょうか。
今回出席の大人からは、花壇のサイズや広場の大きさ、樹木の伐採などが議論されていました。
「もちつきをやりたいので、ここの広さはある程度必要だ」「災害時やイベント時に使えるかまどスツールが欲しい」などなど、様々な状況を想像しながら、あれこれと皆で話し合いました。
また、「公園中央の石の山で、娘が自分の成長を測っていたのがなつかしい」など、昔話なども出て、今の公園が思いでに変わる少々の寂しさも漂いつつ、とても和やかに会は進んでいきました。
子どもたちや住民の方々に末永く愛される公園となるよう、次回がラストの意見交換会になりますが、また活発な議論がなされることに期待しています。