自治体議員連合全国学習会

2019年10月15日

  台風19号が各地で大きな被害をもたらしました。   被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げます。   昨日は、地域のスポーツイベントなどが予定されていたのですが、台風の影響で用意ができず、中止となってしまい、一応伺うもほとんど空振り。   ただ雨の中を駆けずり回るだけになってしまいました。   そのような中、子どもが入園を予定している幼稚園では、小雨の中ですが運動会を開催。   プレで未就学児のかけっこもあり、これに息子をエントリーさせようと伺ったのですが、雨のためプログラムを短縮したとのことで出番を得られず。   彼は相当張り切っていたので少々残念でしたが、仕方ありません。     本日は、自治体議員連合全国総会に出席です。   通常ですと全国から数百人の各級自治体議員が、会場狭しと詰めかけるのですが、今回は案外空席の目立つ感じです。   議会中で都合がつかなかった議員もいるでしょうし、台風被害の対応で急遽上京できなくなった方も多かったようです。   総会では、2018~19年度の活動報告と2020~21年度の活動計画が説明されました。   自治体議員連合では、全国、地方ブロック、東京と、それぞれの勉強会・研修会が開かれ、どれも中身の濃いものが多く、まさに私のような者には修行の体。   特に、地方財政セミナーなどは毎回頭から煙を出しながらの受講です。   今来年度も充実した学習会がセットされるようですから、こちらもしっかりと備えて、落ちこぼれないように頑張ろうと思います。     総会の後は、自治体議員連合全国学習会となりました。   まず、一つ目の講演は「AI・RPAとこれからの自治体」についてです。   自治体戦略2040構想研究会の第1、2次報告で、自治体行政の労働力不足をAIやRPAで代替処理させる構想が明記されていることへ、有識者からの不安視する声が紹介され、 中央集権体質の押しつけと問題提起されました。   「AIとは、RPAとは」から始まり、労働に対するAIの影響と反論について、分かりやすく説明がなされました。   自治体でのAI導入の可能性と課題となる点など、技術革新と懸念されるケースを伺うにつれ、今後の自治体のあり方やAIとの付き合い方について、改めて考えさせられました。   ICT音痴の私でも十分に理解できましたので、ベテランの先輩方もしっかりご理解いただけたのではないでしょうか。     次は、「LGBTの理解と人権の確立」について、お話を聴きました。   まず、昨今のLGBTを巡るニュースや国際的な取り組みが紹介されながら、どのようにそれが紐づいているのか、説明がありました。   続いて、性のスペクトラムや同性愛に関する医学的な見解など、幅広く様々な角度からのLGBTについて検証がなされ、自治体におけるLGBT施策が論じられました。   パートナーシップ証明書や各種行政手続き、養育里親、ホテル・病院・トイレなどの対応、教育等々、LGBTに関わる施策改善は幅広く、かつ多くの部分で求められることになります。   頭で理解するだけでなく、多様化を認め、差別の心をなくしていく、そうした心根の部分での変革がまだまだ必要だと、改めて感じる講演となりました。   本日は、17時半で学習会は終了です。   明日も9時から学習会。   本日聴いた話などを基に、自治体の抱える課題を整理していきます。    

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