本日は10時から、自治・議会・行財政改革等特別委員会が開かれました。
まず、令和元年度行政評価・内部評価の実施結果について、説明を受け、質疑しました。
今回は、人件費等の見えづらい行政コストにも留意しながら、評価を進めたとのこと。
大きく5項目に分けた施策評価については、「順調に取り組み、概ね成果をあげている」との判定ですが、経常事業で3事業が「改善が必要」とされ、計画事業では2事業が「計画以下」との評価となりました。
経常事業では、地区協議会がらみの3事業に改善が求められ、
「コミュニティ推進員の活動内容見直し」
「地域コミュニティ事業助成の交付率アップ」
などの課題が出ていました。
また、計画事業では、
「待機児童対策はゼロを目指したが、待機児童が発生したこと」
「高齢者や障害者の住まいの安定確保は、助成件数が目標に足りなかったこと」
により、それぞれ「計画以下」との判定でした。
私からは、「これから外部評価にもかかるが、内外での評価に差異が生じた場合の対応について、くれぐれもお手盛りと呼ばれぬように注意すること」と意見しておきました。
内部評価実施結果報告書の公表は9月中旬に、外部評価の公表は12月下旬に予定されています。
区のホームページでもご覧いただけますので、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。
<新宿区 行政評価>
http://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/index24.html
次に、今後の議会改革について、議論しました。
「文章共有システム導入に伴う検討事項について」
「議会BCPの策定について」
それぞれ研修会を開催することを確認し、大まかなスケジュールが提案されました。
「文章共有システム導入にあたり、機器の配布も検討せよ」との意見も出ていましたが、課題を整理し、着実に進めていきたいと思います。
また、「議会基本条例を制定し、議会のあり方を明確にすべし」との意見もありました。
私も同意見。
何とか日程をやりくりして、議会基本条例についても道をつけていくよう、努めていきたいと思います。
午後は、会派の会計業務です。
5、6月の政務活動費の収支報告を提出しなければならず、領収書とのつき合わせや内容の確認を行いました。
政務活動費の扱いは、色々と議論があります。
私は、毎定例会ごとに区政レポートを発行しており、1月と8月には会派のレポートも発行しています。
「もっとよこせ」とは申しませんが、真面目にやるとギリギリでのやりくりとなることをご理解いただきたいと思います。
もちろん、収支報告は虚偽記載などの不正は一切ありません。
原資が税金であることを胸にとめ、緊張感を持って会計を担当したいと思います。
<新宿区議会 政務活動費収支一覧など>
http://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/file08_00021.html