昨日の夜は、落合第一地域センターにて、「落一地区協議会講習会」が開かれました。
今回の講習は、「災害に備える」ということで、区の危機管理室から担当の方を講師に招き、災害前から災害後まで様々な備えについて教えていただきました。
先日の北海道地震から得られた最新の教訓や阪神淡路大震災での経験談などが紹介され、具体的で分かりやすい説明に参加者の皆さんも「なるほど」と納得の様子でした。
また、会場では消費期限が近くなった防災備品のおかゆ缶が配られました。
係長からの説明にもありましたが、阪神淡路大震災で被害に遭われた方の死因は、ブロック塀の崩落が1位で、本棚等による圧死が2位とのこと。
ブロック塀の崩落対策は、先日の大阪での地震で被害者が出たことを受け、区も全面的に調査を開始しており、公の施設に関しては早急に改修・改善していくことになります。
また、民地の危険箇所へは、改修指導の強化と助成額や対象の拡充・拡大で対応していきます。
家具の圧死対策として、新宿区では家具転倒防止器具の取り付けにおける、調査費・取り付け費用が無料となります。
ただし、器具の購入は自己負担です。
他の自治体では、高齢者や障がい者など災害弱者が住まうお宅には、器具も何点かまでは無料とするところもあり、新宿区もそうした方々のサポートに厚みを持たせるよう、働きかけていきたいと思います。