映画『かけはし』

2018年08月04日

  本日は、西早稲田あした作業所で催されているガレージセールに顔を出しました。   ガレージセールだけではなく、射的、輪投げ、ヨーヨー釣りなど多くの模擬店も出ており、とても面白いイベントです。   ちょうど昼ごはん時でしたので、フランクフルトと焼きそばを買い、昼食としました。   食べながら、施設利用者の方が夢中になっているザリガニ釣りを見せてもらいました。   暑い最中でしたが、とてもたくさんの人が詰めかけ、催しを楽しんでいました。     午後は、新宿区立北新宿図書館で開かれた「映画『かけはし』上映会&講演会」に出席しました。   「かけはし」は、2001年1月26日、JR新大久保駅で、線路に転落した日本人を助けようと、カメラマンの関根史郎さんと韓国人の日本語学校生のイ スヒョン(李秀賢)さんがホームから飛び降り救助にあたったが、三人とも帰らぬ人となった事故のドキュメント映画です。   この事故について、ご両親や語学学校や留学生支援団体の方々など、関係する皆さんからのインタビュー等で日本と韓国、日本の国際化についても掘り下げていきます。   この事故でスヒョンさんのご両親のもとには日本全国から弔慰金が寄せられましたが、生前「日韓のかけはしになりたい」と言っていた息子の遺志を継ぐため、アジアからの日本語学校生を支援する奨学会の設立を関係者に懇願し、全てを寄付しました。   「息子と同じように、母国と日本のかけはしになることを夢見て来日した若者たちにこれを支給してください」とのご両親の言葉が耳に残ります。   新宿では、人口の1割を超える方が外国人です。   「国を超えて人は誰もが心と心を繋ぐかけはしとなれる」とのメッセージを、改めて噛みしめる機会となりました。     夜は、地域の盆踊りが2件です。   日が暮れても暑いので、盆踊りに参加するだけでも一苦労です。    

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