本日は、10時から総務区民委員会・環境建設委員会連合審査会が開かれました。
これは、10年毎に作成される新宿区総合計画と都市マスタープランを審査する会議です。
まずは、二つの概要について説明を受け、その後に質疑を行いました。
大括りでの計画なのですが、決して抽象的になりすぎず、雑なものにならないようチェックしなければなりません。
私からは、そもそもの人口動態や推計について、区の考え方を伺いました。
「少子化による人口減少と高齢化や単身化については理解する。外国籍の方が、自国コミュニティを新宿で形成し、そこに集中し、定住化する傾向が強い。そうした新宿の特殊性などの事も加味した推計や予測になっているのか。また、それを踏まえた計画になっているのか。」
「今後、難民の受け入れや労働不足を補うために外国人を受け入れるケースも考えられる。そうした場合、様々な点で社会変化が生じることになる。この計画ではそうした事への対応について、あまり掲載されていないが、配慮が含まれた計画になっているのか。」
など、質しました。
ここ10年の社会状況を予測し、区のあるべき姿や方向性を打ち出していくことは非常に困難なことと考えます。
しかし、ここがしっかりしないと今後の議論の全てが場当たり的なものになってしまいます。
これまでのパブリックコメントや本日の議論がしっかり活かされ、実効性のある計画になるよう、こちらもしっかりチェックし、指摘を重ねていきたいと思います。