佐賀県武雄市では、既存の小学校の毎日の授業に民間学習塾の教材や教育方法を導入し、新たな学校としてスタートさせるとのこと。
初代校長は、杉並区立和田中で民間人校長を務め、夜間有料授業「夜スペシャル」を始めた代田昭久氏だ。
授業では、タブレット型端末を使用したり、ビデオを用いた予習など、「勉強は楽しい」という意識改革から取り組む方針のようだ。
教える内容は、学習指導要領の枠内で教科書も使用する。
「先生たちの負担が増えて、子どもに影響は出ないか?」
「今までのやり方が否定されたようで、教員のモチベーションは下がらないか?」
「塾に依存しすぎなのでは?」など懸念の声もある。
業者の選考過程を明白にしたり、保護者との連絡を今まで以上に密にするなど、やるべき事は多いが、新しいことへ挑戦してこそ見えてくるものがあると考える。
今後の進捗や展開を注視したい。