本日は、10時から決算委員会が開らかれました。
午前中は、他会派の総括質疑の時間でしたが、午後からは決算書の款目別の質問の時間となりましたので、やっとの出番です。
歳入の説明を受けて、質疑となりました。
私は、特別区税について、税収好調の理由や今後の取り組みについて質問しました。(質問全文は以下)
歳出の議会費の説明に入り、政務活動費の領収証の公開について質しました。
富山市議会の件などを例に挙げ、公開の必要性を問いました。(質問全文は以下)
<歳入>
(1-1)特別区民税の徴収努力について
特別区民税が前年と比べ大変好調なわけですけれども、私は納税義務者数の増加が1つの要因と考えます。普通徴収がふえ、それから過年度の人数も増えているということで、この間納税義務者数が増えました。また、区民の総所得金額、これも当初課税時と比べて総合課税分で所得が増えています。そういったことを含めて、区民1人当たりの所得金額が増加したということも大きな要因と考える。この主な要因、増傾向の要因を、区はどのように分析されていますか。
区民税の徴収において、コンビニ収納や催告センターの効果も大きいと考えるがいかがかでしょうか。徴収率の向上という点でどのような影響がが出ているとの判断でしょうか。コンビニ収納については、他からもいくつかお答えがあったかと思いますが、今後はどのような取り組みが必要と考えますか。
<歳出>
(1-1)政務活動費における領収証のネット公開について
議会費の中には号泣議員以来、マスコミなどでも大きく取り扱われる政務活動費があります。最近では、富山市議会で領収書の改ざんが常態化していた事実が分かり、連日ドミノ倒しのように議員が辞職している状況です。こうした政務活動費の不正使用や領収書ねつ造などがマスコミなどで大きく取り上げられ、議員の第二の給料などといかにも議員特権の象徴のような扱いを受けますが、本来は議会レポートなどの発行など適正な使われ方をしているのがほとんどです。とはいえ、他の自治体で常識では考えられないことが起きているのも事実。そうした状況において、区民から厳しい目が向けられるのは当たり前ですが、「厳しい目が向かられたので見せるということではなく。インチキや隠しごとは何もございません。どうぞ全て見ていただいて結構です。」と進んで公開をすることで信用を得ることも一つの策だと考えます。現在でも十分な情報開示をしている新宿区議会ですが、もう一歩進め、議員、議会の覚悟を示すことも必要だと考えます。
そこで、政務活動費の収支報告のみならず、領収書自体もネット公開すべきだと考えます。すべてを明らかにし、誰もが簡単に閲覧できることで、不信感を払拭することができますし、緊張感が発生すれば不正使用の抑止になることは言うまでもございません。また、富山市議会のような、誰が見ても違和感を感じる(加筆した)領収証は、もし公開されていたらすぐに不正は分かり、もっと手前に対処できたのではないでしょうか。世田谷など他自治体ではやっており、そうしたシステムの導入は可能だとの議会事務局の見解を昨年の決算委員会ではお聞きしました。改めてお聞きしますが、追加の費用はいかほどか、お伺いします。
また、議会としての考えや思いがあれば、議長にお伺いします。