昨日は、アメリカ人ジャーナリストの叔母からの依頼で、片づけ専門家の方に私の自宅を整理してもらうことになりました。
今回の取材企画は、素人と専門家による整理整頓の違いとのこと。
私の家が特段片付いていないというわけではないのでしょうが、適当なお宅が見つからず、他の親戚には断られ、叔母が途方に暮れていたので、引き受けることにしました。
TVカメラが二台、スタッフが5名ほど、せまい我が家は満員です。
そこに、片づけの専門家 近藤麻理恵さんが登場です。
私はこうした部門に疎く、失礼ながら存じていなかったのですが、知る人ぞ知る、とても有名な方とのこと。
まずは、いるものといらないものを仕分けるところからスタートです。
そこで、せっかく連休中に衣替えを行なった直後なのに、全てを押し入れから出すことになりました。
もう、部屋は足の踏み場もありません。
内心「衣替えの時に整理したから大丈夫なのに…」と思いながらの作業です。
仕分けを終え、「衣類などは、衣装ケースや棚に、丸めて縦に入れると分かりやすく、かつ効率的に収納ができる」など、実践的な収納術を教わりながら、整理していきます。
通り一遍、秘伝の収納方法を伝授されたところで、無事に撮影は終了です。
こんまりさん、カメラクルー、叔母が引き揚げた後、冬物が散乱した部屋を見て、「賽の河原で石を積む気持ちはこんな感じなのかな。」と脱力感を覚えました。
今回の企画は、「どのように収納、整理していくか」を取り上げるもので、決着まで面倒みてもらえるものではなかったのです。
教わった収納術を駆使して、また一から衣替えをやり直しです。
ちなみに、放映はアメリカのみとのこと。
面白い機会だったと自分を納得させ、整理の作業に戻ります。