本日は、自治体議員連合の全国学習会に出席しました。
最初に、一橋大学の猪飼周平先生から「地域包括ケアについて」話を伺いました。
地域包括ケアシステムの成り立ちや利点や欠点を分かりやすく説明してもらいました。
保健・医療・介護など諸システムが統合化されるのは、全国的な潮流です。
生活モデルに沿った支援を行い、様々な手段を用いてケアコストを下げ、持続可能なシステムにしていくことが、今後の展望を拓いていくのに必要なことだと理解しました。
新宿区も類に漏れず高齢化が進んでいます。こ
うした学びを基に、地域包括ケアシステムを更に使い勝手が良いものになるよう、取り組みを強めていきたいと思います。
次に、「地方創生について」山陰中央新報社の高尾雅裕論説委員の講演を聞きました。
島根県の地方創生を例に出しながら、施策の効果の有無、地域の持つ危機感や覚悟について、とても有意義な話でした。
新宿区は現在、財政的には比較的優秀な運営といえる状況ですが、高齢化や格差の広がりからの生活保護支援など、今後の見通しは様々なハードルが考えられます。
アイデアの源泉を枯らすことがないよう、私もしっかり学習することを心掛けていきます。