議員研修会

2023年11月28日

昨日の朝は落合駅、本日の朝は落合南長崎駅に立ち、区政レポートを配布しました。

手がかじかむほど寒かったり、セーターを着てると汗が出たり、寒暖差の大きさにとまどっています。

昔からの馴染みの方からは「叔母さんは元気ですか?頑張ってね。」と声をかけていただくなど、激励されながら頑張る力をもらっています。

 

10時から全員協議会が開かれました。

予算2件、条例1件、その他28件の計31件の議案について、説明を受けました。

補正予算では、「高齢者のおむつ助成の増額」などについて審議します。

他では、施設の指定管理者の指定に係わる議案がほとんどで、いずれしても、本会議や委員会にて質疑や採択がなされますので、詳細な議論についての報告はそちらで。

 

全員協議会後は議会運営委員会が開かれました。

議案の付託先や質問者やその内容など、日程の進行が確認されました。

私たちの会派の代表質問は、本会議1日目(11月29日)、13時半頃から私が登壇します。

「教育現場でのデジタル活用について」、「包括的な子育て支援について」、「高齢者の健康づくりや社会との交流促進について」の3点と田中さんからの質問提供を受けて、「加齢性難聴について」、質します。

2日目(30日)の午後に、山口さん、志田さんが一般質問に立ちます。

乞う、ご期待!

インターネット中継もされますので、ご都合がつく方は是非こちらでご覧いただければと思います。

<新宿区議会のインターネット中継> 

https://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/index08_08.html  

ちなみに、先議にて人事案件が追加されましたので、29日の代表質問後に委員会にかけられ、翌30日には一般質問終了後に採決となります。

バタバタした2日間となりそうです。

 

13時半からは、議員研修会が開かれ、「関東大震災100年と新宿区の防災について」、工学院大学の久保嘉章先生からお話を伺いました。 

これまでの大震災と当時の建物構造や社会状況などをなぞらえながら、それぞれの被害や課題が説明されました。

先生は、建築士であり、建築学部まちづくり学科の教授だけあって、建築基準法の改定や建築物の構造部材、免振・耐震等級を絡めた見解は、とても合理的で理解しやすいものでした。

そうした話と、新たに示された東京都の被害想定を併せた上で、新宿区における帰宅困難者や自力脱出困難者(エレベーター等での閉じ込めなど)への対策の必要性や建物の耐震化、家具転倒防止対策の重要性が語られました。

また、医療救護体制や超高層建築物への対策についても色々と指摘がなされ、解決に向けた提案や現実的な避難・防災訓練のあり方が紹介されて、講演は締めくくられました。

関東大震災から100年の振り返りと共に、対策や訓練のアップデートの大切さを改めて考えさせられる研修会となりました。

 

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