本日は、10時から文教子ども家庭委員会が開かれました。
まず調査事件として「新宿区立北山伏地域交流館・新宿区立北山伏児童館外8館の指定管理者及び北山伏学童クラブ等の児童指導業務等委託契約について」、説明を受け、質疑を行いました。
これは新聞などでも報道された学童クラブ職員の水増し事件に係わるもので、虚偽報告の詳細についての確認がなされたほか、再発防止に向けた調査のあり方や行政としての管理・監督のあり方などについて、質問が出ていました。
私からは、再発の予防として、もっと現場の職員や保護者、地域の方々が学童に対して意見を出し合えるプラットフォームが必要だと提案しました。
また、改めて事業者を選定する際に行なう公開プレゼンテーションにおいて、参加者からの質問が許されない点について、どのように対応するつもりかなどを質しました。
いずれにしても、事業者の不正をけしからんとして、首をすげ替えるだけでなく、子どもに不利益が生じぬよう、事細かに現場の声をすくい取って、問題の根本の解決に努めていくしかありません。
続いて、「新宿区子ども・子育て支援に関する調査について」、「令和4年度『児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』について」など7件の報告を受け、質疑を行いました。
「新宿区子ども・子育て支援に関する調査について」の質疑では、報告書の発行時期などが確認されていました。
次に、「令和4年度『児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』について」では、いじめの認知件数の減や不登校児童生徒の増についての理由などが確認され、対応についての質問がなされていました。
私からは、全国的に小学校での暴力行為が増えているとのことについて、理由などにどのような見解を持っているかを聞きました。
本日の委員会は12時過ぎまで延長して開かれ、しっかりと議論することができました。