本日は、10時から新宿消防団始式に出席しました。
始式では、功績消防団員などの皆さんの表彰がありました。
日頃から休むことなく地域の安心、安全のために尽力する皆さんの活動には、本当に頭の下がる思いです。
そうした献身的な日々の積み重ねが認められ、本日晴れての表彰となりました。
また、そうした団員の皆さんを支えるご家族の方々の表彰もあり、私も心からの感謝を込めて拍手を送らせていただきました。
始式の後は、落合第二センターで催されている「新春 日本の遊び」に顔を出しました。
羽子板や独楽、けん玉などのブースが設けられており、子ども達は保護者の皆さんと一緒に絵づけをしたり、色を塗ったりしていました。
完成したら、3階のホールなどでそれぞれを使っての腕試しです。
冷たい雨が降るあいにくの天気でしたが、多くの子ども達が楽しそうに昔あそびを体験していました。
最近では、こうした遊びにお目にかかる機会が減ってしまいましたが、子どもたちが伝統、文化を楽しく経験する、とても有意義な催しだと思いました。
午後は、自治体議員連合自治研学習会にオンラインで参加しました。
1つめの講演は、地方自治総研の今井照氏から「大規模災害時における住民と自治体職員との関わり~東日本大震災・原発事故から学ぶ~」を聴かせてもらいました。
福島県の被災地における現況が説明され、当時の記録やアンケートなどを基に住民と自治体職員の関わりなどが解説されました。
「被災地自治体の役場と職員に起きること」では、現実の体験だけに言葉の重みを感じます。
これからに向けてとして、リスク管理や情報の動かし方、非常時の職員応援体制のあり方が語られ、講演は締めくくられました。
体験を基に示された今後の対策はとても説得力のあるお話で非常に勉強になりました。
続いて、2つめの講演は、飯舘村職員・庄司さんから「東日本大震災当時の被災地における現状と近況について」、お話を伺いました。
被災前の飯舘村について語られた後、東日本大震災での状況とその後が説明されました。
避難指示が解除されたものの7割の方が戻らない状況や除染廃棄物の問題など、厳しい環境にあることが報告され、復興はおろかまだまだ被災が続いていることが分かりました。
現場の言葉は重いものだと改めて感じます。