本日10時から、文教子ども家庭委員会の管内視察で「ルーチェ保育園 西新宿」と「鶴巻小学校内学童クラブ・鶴巻小学校放課後子どもひろば」を見てきました。
「ルーチェ保育園 西新宿」の周辺はオフィスが入っている建物が多く、パッと見だけでは保育園があることすら分からないような状況です。
しかし、中を見させてもらうと日光が十分に取り入れることのできる造りとなっており、子どもを育てるには良い環境。
知育にも力を入れており、英語とデザイン、クッキングをスペシャルカリキュラムに取り入れた保育を実践しているとの説明がありました。
また、フィンランドへの海外研修などもしているようで、ところどころにその成果が見受けられます。
ただ、オフィス街ゆえに子どもの足音などへの苦情もあるようで、騒音対策に腐心しているとのこと。
場所がなかなか見つからない、保育施設の事情を改めて感じました。
次に、「鶴巻小学校内学童クラブ・鶴巻小学校放課後子どもひろば」を視察しました。
遊びのみならず、生活習慣や自己管理など社会性をはぐくむ訓練の場としての「学童クラブ」、自立性を伸ばし、のびのび預かるのが「放課後子どもひろば」との説明を受けました。
どちらにもそれぞれ魅力のある保育となりますが、各家庭の環境や考え方で選択をしてもっているとのこと。
新宿区では、学童クラブの登録希望者数が定員の1.5倍を超えているところもあり、今後の学童クラブのあり方や設置について、様々な議論がなされています。
また、ただ預かれば良いというものではなく、知育や教育にも十分に配慮し、質の高いサービスを提供できなければ、ニーズに応えたとは言えません。
働く職員の待遇なども課題としてあり、より良い環境整備が急務です。
こちらの方もしっかりと議会で議論を進めていきたいと思います。