本日の午前中は、東京清掃労働組合が開く「地方自治研究集会」に参加しました。
まず、主催者から自治研集会の意義が語られ、プラスチックに係わる資源循環と自治体が直面している状況が説明された後、良質な公共サービスの維持へ向けた取り組みの必要性などが訴えられました。
挨拶後は、講演「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律について」、環境省の平尾リサイクル推進室長からお話を伺いました。
プラスチック資源循環戦略についての経緯や概要が説明された後に、海洋プラスチックごみ対策やレジ袋有料化などの具体的な取り組みが細かなデータと共に解説されました。
レジ袋有料化により、コンビニやスーパーなどの店舗におけるレジ袋の辞退率や使用枚数は大きく変化しており、レジ袋の国内流通量は有料化前は20万トンでしたが、有料化後は13万トンまで下がったとのこと。
今後の施策において、リデュースの徹底やペレット化の課題など「グルっと回る仕組みの確立」についての話は頷くばかりです。
バイオプラスチック導入やサーキュラー・エコノミー(製品、素材、資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小限化する経済システム)に係るサスティナブル・ファイナンス(環境・社会課題解決の促進を金融面から誘導する手法や活動)については、これから取り組みが進むであろう分野のお話でしたので、とても興味深く聴かせてもらいました。
最後に、自治体における収集や再商品化と製造・販売事業者や排出事業者の責任についての説明と併せて政省令告示案などが示されました。
まとめとして、目標や課題が述べられて、講演は締めくくられました。
こと細かな説明で少々難解な点もありましたが、専門家ならではのお話はとても勉強になるものでした。
続いて、パネルディスカッション「プラスチックの資源化とごみ減量について」を聴かせてもらいました。新宿区にも関わりの深い藤井誠一郎先生がパネラーとして参加しており、現場を知る皆さんと興味深いやり取りがなされていましたが、次の日程があり中座です。
残念。
午後は、東京1区市民連合の街頭演説会に参加です。
立憲民主党からは、海江田万里衆議院議員と三雲たかまささんが演説に立ちました。
それぞれから、これまでの政権のコロナ対策への怠慢が語られ、コロナ禍を経て改めて命を大切にする政策の重要性が訴えられると聴衆の皆さんはウンウンと頷いておられました。
市民連合の演説会後は、勢いをそのままに下落合ピーコック前で海江田代議士や三雲さんと遊説です。
秋晴れの下、多くの方が足を止めて、私達の訴えに耳を傾けて下さいました。
ビラの受け取りも上々。
感謝感謝です。
多くの激励もいただきましたので、来る秋の陣に向けて、こちらも意気軒高にギアを上げていきたいと思います。