本日の午前中は、中落合高齢者在宅サービスセンター内地域交流スペース「ささえーる中落合」の内覧会に出向きました。
10月1日からこのスペースを活用し、地域支え合い支援事業がスタートします。
高齢者のグループはもとより、高齢者を支援する団体なら若者グループでも利用可能とのこと。
キッチンもありますし、各種機器やノートPCも貸与可とのことなので、食事サービスなど様々な活動が見込めます。
もちろん定番のいきいき体操教室や囲碁などもできますし、有料(30分/1000円)ですがマッサージも受けられます。
ちなみに、「清風園の代替施設ではない」との位置づけですので、地域に高齢者支援施設が増えたと素直に喜びたいと思います。
現在は、コロナ禍中ですので多くの交流は難しいでしょうが、今後は世代間を超えた交流の場所となることにも期待しています。
午後は、自治研センターのネット講演「地方公共団体における個人情報保護制度の共通ルール」中央大の石井夏生利教授のお話を聴きました。
まず、地方公共団体における様々な共通化に向けた取組として、自治体におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進体制の構築ついて説明がありました。
「自治体の情報システムの標準化・共通化」、「マイナンバーカードの普及促進」、「自治体の行政手続のオンライン化」、「自治体の AI・RPA の利用推進」など、総務省から自治体に向けて、取り組むべき事項・内容が示されました。
国からの支援はあるものの具体化するための作業手順などを伺っていると「これは大変だ」と思わざるをえません。
いずれにしても、セキュリティ対策の徹底は必須でしょうが、そうした点一つとっても難しいミッションとなるのではないでしょうか。
続いて、「地方公共団体における個人情報保護制度の共通化」についてのお話も聴きました。
いわゆる「2000個問題」と言われている、自治体ごとに個人情報保護制度が存在し、不均衡が生じているとされていた問題を是正することが目的で、共通ルールのもと一本化することになりました。
「個人情報の定義等の統一 」、「行政機関等における匿名加工情報の取扱い」など、共通ルールの設定について、分かりやすく解説があり、ポイントが理解することができました。
資料も見直し、しっかりと理解を進めていきたいと思います。
14時からは「東京1区市民連合講演会」のライブ配信を視聴しました。
立憲民主党からは海江田万里衆議院議員が出席です。
代表の小原先生からは「政治そのものの危機」について、「政治の滅亡は政治学者である私のおまんまの食い上げになってしまう」と冗談を交えながら語られ、「市民が審判を下す時がきた」と市民連合への参加が改めて呼びかけられました。
海江田代議士からは、臨時国会開会までの顛末について、自民党や政府のこれまでの取り扱いの酷さと共に「憲法をないがしろにするにもほどがある」と与党の憲法に対する姿勢について、怒りをもって語られました。
また、PCR検査の拡充がままならぬことなどが挙げられ、政府のコロナ対策の不備や怠慢についての報告がなされました。
最後に、コロナ禍で格差が広がっていることが説明された上で、年金などの社会保障の立て直しが訴えられ、演説は締められました。