本日は、10時から文教子ども家庭委員会が開かれました。
まず、調査事件2件「新型コロナウイルス感染症対応について」、「東京2020パラリンピック競技大会学校連携観戦の実施状況について」、説明を受け、質疑を行いました。
「新型コロナウイルス感染症対応について」では、修学旅行を延期していた学校の対応が問われたほか、部活動やクラブ活動の取り扱いの状況が確認されていました。
私からは、2学期が普通に開始されたことを受け、「夏休みの延長などは検討されなかったのか」と質問し、「コロナ感染の不安から登校自粛の児童・生徒が多いと聞くが、こうした子どもの出欠の扱いはどのようになっているのか」など、指摘や確認を行いました。
他では、保健所との連携体制や抗原検査キットの配布、教員へのワクチン接種状況などについて、質問がなされていました。
次に、「東京2020パラリンピック競技大会学校連携観戦の実施状況について」では、参加決定への過程などが問われたほか、参加しなかった子どもへの対応などについて質問が出ていました。
私たちの会派では、中止を求め、申し入れを行っていましたので、このプログラムへの参加状況などを注視してきました。
幸いに感染者は出なかったようですが、感染の有無が問題ではなく、子どもの命や健康、生活が賭けのテーブルに乗せられたことが問題であり、そうした点については久保さんが登壇する代表質問で取り上げる予定です。
続いて、「令和4年度仕様教科用図書選択の結果について」、「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査について」など、7件の調査事件の報告を受けて、質疑を行いました。
まず、市谷加賀町に0~5歳児66名を入れられる私立認可保育所が来年4月に開設予定との報告がありました。
続いて、「令和4年度仕様教科用図書選択の結果について」では、「教員の意見はどのように反映されているのか」などの質問が出ていました。
「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査について」では、増加している不登校への対応について、フリースクールとの連携と今後の見通しや図書館を使用した対策などが確認されていました。
「令和4年度新宿区立幼稚園の学級編成方針について」では、コロナ禍でなかなか説明会や見学会が開けない中、保護者に施設の良さを知ってもらう取り組みについて、工夫が求められていました。
「新宿区立図書館サービス計画の策定について」では、中央図書館の建設についてなどの質問が出たほか、区役所内図書館分室の活用も提案されていました。
四谷図書館の天井等の改修工事や第五次新宿区子ども読書活動推進計画の数値目標について、質問を終えた時点で12時を回っていましたが、無事に散会となりました。