本日は、10時から全員協議会が開かれました。
「令和3年度3月補正予算」「令和2年度3月補正予算」と職員の勤務手当や国民健康保健条例に関する条例改正2件の計4件の議案が追加され、その説明を受けました。
追加議案を確認し、審議日程が諮られ、その後の本会議の進行順序や議案の委員会付託先などが諮られました。
14時からの本会議では、陳情2件、議案26件、議員提出議案6件、予算関係13件、同意、諮問案件がそれぞれ1件の採決を含む審査となりました。
追加議案もあり、全員協議会→議会運営委員会→本会議→(議案のかかった)委員会→議会運営委員会→本会議という日程となったので、何かとドタバタと…。
今議会で特筆すべきは、やはり私たち立憲民主党・無所属クラブを含む5会派で提出した「新宿区パートナーシップ及びファミリーシップ届出制度に関する条例」の取扱いについてだと思います。
委員会で否決されたため、少数意見報告は文書で提出しましたが、賛成討論は関係する会派を代表して、よだかれんさんが登壇しました。
当事者として、これまでの苦労がにじみ出るような胸に迫る賛成討論でしたが、結果は、賛成少数で否決となってしまいました。
偶然ではありますが、本日の札幌地裁(武部知子裁判長)では、同性同士の結婚が認められないのは憲法で保障された「婚姻の自由」や「平等原則」に反するとして、同性カップルが損害賠償を求めた訴訟の判決で、「法の下の平等を定めた憲法14条に違反する」と認定しました。
そんな判決の出た日に、多様性を誇る新宿区では関係性を証明する制度すら設けられないとは…。
よもや、よもや、不甲斐なし。
18時すぎに全ての議案審査を終え、本会議は散会となり、これで2月15日から開催された第1回定例会は終了です。
また、本日の昼は「連合東京・地域政策を実現する会」セミナーが開かれ、これにWeb参加しました。
講師の長妻昭衆院議員から、「新型コロナウイルス感染拡大対策について」話があったほか、立憲民主党の「ゼロコロナについて」説明がありました。
昼食と本会議の間のバタバタとした時間でしたが、しっかりと取り組みや考えを聞くことができました。
次の講師、山尾衆院議員の話も聞きたかったのですが、本会議のためタイムアップ。
また改めて、連合の皆さんとも「地域でどのようにコロナ禍と向き合っていくか」、議論を重ねていきたいと思います。