パートナーシップ制度学習会

2020年10月30日

  ここ数日は、11月に会派として区長へ提出する予算要望及び制度・政策要求にまつわる要望書の作成作業に追われています。   並行して、第四回定例会の代表質問に提供する質問作りもしなければならず、何かとバタバタしています。   しっかりと準備をして、本会議、委員会に臨んで参りたいと思います。   また、その前の11月5日に臨時議会が開かれることになりました。   PCR検査の拡充がらみでの補正予算ということのようですが、議案はまだ手元に届いていません。   いずれにしても、こちらもしっかり審議して、地域の検査拡充を求める声に応えていきたいと思います。     話は転じて、朝の駅頭について。   これまで、感染拡大を懸念して、非常事態宣言が出た時から朝の駅頭を自粛してきました。   収束したらと思っていたのですが、一向にその兆しすら見えず、このままではただサボっている人になりかねないと考え、一念発起。   昨日は目白駅、本日は金曜日なので下落合駅で区政レポートを配布しました。   受け取りを嫌がられるかなと思いきや案外配布は順調で、「頑張って」とこれまでより多くの方々に声をかけてもらえました。   久々もあって焼きが回ったのか、爽やかな朝なのに寒く感じる始末でしたが気分は上々。   来週から徐々にギアを上げていきたいと思います。   コツコツ。     本日の夕方からは、区議会の共産党、社民党、ちいさき声をすくいあげる会と私たちの4会派で、「パートナーシップ制度学習会ー多様な生き方をはぐくむ社会に向けてー」を開催しました。   リレー講演では、まず当事者からの問題提起がなされた後、自治体におけるパートナーシップ制度への取り組み状況や課題について、鈴木賢明大教授から説明がありました。   「認知がないのなら、容認も否定もないので、憲法で同性婚を否定しているとするのは誤り。」と法学者らしく、政府の解釈をバッサリ。   次々とパートナーシップ制度を導入する自治体の例が挙げられた後は、「このままだと新宿区は孤立し、恥ずかしい思いをしますよ」とチクリ。   我々への投げ掛けに、背筋の伸びる思いです。   次に、弁護士の中川重徳先生から、渋谷区のパートナーシップ証明制度の設計と運用について、お話を伺いました。   誕生過程から詳しく説明していただき、参画していた生の声は具体的でとても分かりやすく、課題と意義を改めて学ぶ機会となりました。   マゴマゴする国に愛想を尽かし、課題解決に邁進する他自治体の話は、こちらも耳が痛く、焦りすら感じるものでした。   講演後は、依田議員から新宿区の取り組みが語られ、ディスカッションとなりました。   参加者の方々からは、厳しい意見も寄せられましたが、とても活発な議論が繰り広げられました。   パートナーシップ制度への課題や意義を改めて整理し、導入に向けて一層考えを深めることができた有意義な会になったものと思います。   まずは、今度区長に提出する会派の制度要求に掲載し、導入を促していくことになる予定です。   ちなみに、この学習会はYouTubeチャンネル「新宿にじいろネットワーク」でご覧いただけます。   興味のある方はどうぞご覧下さいませ。    

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