文教子ども家庭委員会(10/14)

2020年10月14日

  本日は、10時から文教子ども家庭委員会が開かれました。   まず、調査事件として、「鶴巻小学校内学童クラブの開設について」説明を受け、質疑を行ないました。   需要など今後の見通しと定員設定について、質問が出ていました。   こちらの地域ではまだ待機児童が出るほどではありませんが、もうギリギリのラインとのこと。   保育園を増やした分、学童保育の枠を並行して増やすのは自明の理です。   いずれにしても、コロナ禍により需要が増えつつもありますので、手前手前で対処していくよう求めていきたいと思います。   次に、「感染症対策に係るひとり親家庭支援事業の追加実施について」「教育委員会の事務管理及び執行状況の点検・評価について」「図書館視聴覚資料の貸出数量の改正について」、3件の報告を受け、質疑をしました。   感染症対策に係るひとり親家庭支援の追加事業は、都がひとり親家庭に食料品等の生活必要品を提供するものです。   これにより、区を通じて当該家庭にカタログが送られ、食料品などの申し込みを受け付け、必要品が提供されることになります。   先日議論した給付金同様、申請漏れが生じぬよう、区としても周知の徹底が求められていました。   「教育委員会の事務管理及び執行状況の点検・評価について」、私からは「点検・評価を行なった有識者から、ICTに関する部分で活用や実践の深化などにおいて、改善の余地があることを指摘された。GIGAスクール構想を進めるにあたり、そうした意見も十分に参考にすべし」「自学自習においてもICTの推進を謳うが、学童保育の分野とも十分に連携をした上で事業を進めよ」と意見しました。   他には、「学習支援や特別支援、スクールスタッフにおける人的配置について」「主権者教育のあり方について」などで質問が出ていました。   「図書館視聴覚資料の貸出数量の改正について」、これまで個人でDVDなどを図書館で借りる際、DVD1点ビデオテープ1点の計2点までとなっていました。   なのでDVDのみを借りようとすると1点のみということでした。   もうビデオテープを借りる方も少なくなり、どちらどのように借りるにしても計2点ということに改善されます。   改善が遅かったようにも感じますが、これで現実にそくした対応となることでしょう。   すべての議題をしっかり議論し、11時半に委員会は散会となりました。     午後は、会派の管内視察「ICT教育の現況について」、牛込一中にお邪魔させてもらいました。   ここでは、タブレット機器を活用した授業を見学させてもらい、校長先生や担当課長と質疑を行ないました。   やはりICT機器の活用状況には個人差があり、これが格差につながるのではと懸念されるところです。   また、使用にあたってはフィルタリングが厳しめに掛かっているため、生徒のタブレットが度々動かなくなるケースを目の当たりにしました。   様々な点で改善する部分が多く、GIGAスクール構想に向けて、過渡期なのだと分かります。   ただ機器を配れば良いということではありませんので、どのような活用が効果的であり、どのように落とし込みを図っていくか、児童生徒や保護者の方々はもとより、先生など現場の意見に耳を傾けながら、注意をしながら見守っていきたいと思います。    

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