緊急融資

2020年04月02日

  昨日は、4月1日ということで年度変わりとなり、部署変更により新たに議会事務局に配属となった皆さんからご挨拶いただきました。   事務局の皆さんの働きあっての我々の議会活動ですので、息を合わせて頑張っていきたいと思います。   さて、新型コロナ対策ですが、やはり緊急融資の件で「予約が取れない」とのご相談や「こんなに待たせて、何が緊急融資だ」とのお叱りなどをいただいています。   おっしゃることごもっともで、「すみません」と頭を下げるばかりです。   小規模事業者の方などのご苦労は十分に理解していますので、他の手だてなどもアドバイス差し上げているのですが、なかなかスッキリ解決とはいきません。   自治体の緊急融資以外でも、政策金融公庫、商工中金が提供する緊急融資制度の活用なども提案するのですが、同僚の三雲さんから教えてもらった問題点が一つ。   「売上減少の認定基準に合わない」といった理由で利用できないケースもあるとのことで、制度が機能不全を起こしているようです。   もちろん、こうした点の改善は喫緊の課題で、さらに行うべきことは緊急融資の条件や手続の簡素化、緊急融資の返済猶予と免除の幅を広げる等、制度設計の立て直しということになります。   また、感染拡大源と懸念される店舗経営などには、やはり休業補償制度を設けるしか、協力を受け入れてもらう方法はなく、こうした点での早急な対応が今後の封じ込め成否に関わるものと考えています。   こんな時期ですので、政府の批判をするつもりもありませんが、全てが後手と言わざるをえず、特に医師会等の専門家集団からの提言には真摯に耳を傾け、必要な施策が何かをしっかり見極め、早急に対応していただきたいと思います。   ちなみに、「マスクが各住所に郵便で2枚届く」とのこと。   最初、この話をネットで見た時は、「デマ」か「エイプリルフール」かと思いました。   そんな予算や労力があるなら、他にやること、お金を使うところがあるだろうにと…。   いずれにしても、しっかりと現場と向き合い、私のできうることを全力で行なっていきたいと思っています。    

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