昨日は、区政報告会を致しました。
午前中から、インターン生と区政報告会の最終的な打合せや資料作りを済ませ、13時過ぎに落合第一地域センターへ向かいました。
会場を設営し、参加者の皆さんをお迎えし、15時スタート。
何とか天気ももちこたえてくれて、とてもたくさんの出席がありました。
私からの開会の挨拶もそこそこに、海江田万里衆議院議員から、国政報告がなされました。
「台風被害等の災害への手当や海外の諸々の情勢と経済への影響など、解決していかなければならない課題は山積なのに、国会が開かれない。」など、与党の国会運営の酷さが語られ、消費増税における軽減税率等のおかしな点や問題点の指摘には、会場から度々驚きの声があがっていました。
「全世代の社会保障を考える会について、官邸主導で集められたメンバーには当事者が外され、得意の総理の仲良しグループの面々が…。」と現状の危機感が説明された上、「野党もしっかりと対案をもって議論を進めていきたい。」と抱負が述べられ、締めくくられました。
続いて、鈴木ようすけ総支部長からは、新宿における外国人ビジネスの浸透の仕方などが報道記者出身ならではの切り口で解説があり、この国の対外政策や外国人労働者の受け入れなどへのあり方が話されました。
また、消費増税を目前に控え、「そもそも消費増税は必要なのか?」と問題が提起された後、輸出免税制度などの不公平なカラクリについて説明がなされました。
質疑応答後、「頑張れ」と声をかけられながら、鈴木さんは会場から送り出されていました。
休憩をはさみ、私の区政報告となりました。
私からは、第2回定例会で質問した「幼保無償化の課題について」「保育園等のお散歩ルートの安全性確保について」の2点を説明し、見解をお話ししました。
「安全性など子どもの命にかかわる点などがなおざりにされている保育施設へも公金が投入され、行政のお墨付きがついてしまう。」と危うい中でのスタートであることを説明すると、会場からは「大丈夫なのか?」と声があがっていました。
「細かい点は、決算委員会で取り上げていきたい。いずれにしても、『子育て・介護・新宿力』を引き続き掲げ、これからも地域の皆さんの声をしっかり聴きながら頑張ります。」と、締めくくりました。
次に、皆さんお待ちかねのインターン生による政策学習発表です。
中村さんからは「若者の低投票率について」、「使い捨てプラスチックごみの削減について」、発表がなされました。
パワーポイントを駆使して、分かりやすく、一生懸命話をする学生の姿に、会場の皆さんは目を細めつつ、とても和やかな雰囲気の中、しっかりとした発表となりました。
この発表に使われたものを基にして、決算委員会での質問としたいと思います。
乞う、ご期待。
最後に、伯母の小野きみ子から近況報告と共に「若者がしっかり学び、良く考えていることが分かった。」と感想が述べられると、会場の皆さん一同「うんうん」と頷いていました。
お帰りになる皆さんから、「是非、またこういう会をやって欲しい」との声を頂戴しながら、無事に閉会となりました。
多くの方々に集まっていただき、とても有意義な会になりました。
心から感謝申し上げます。