まなびの教室

2019年06月26日

本日は、文教子ども家庭委員会の管内視察で、市谷小学校と牛込第三中学校に伺い、特別支援学級についての説明を受けました。   新宿区では、通常での学級での学習に概ね参加できるが、発達障がい等のため特別な指導を必要とする児童・生徒のために、特別支援教室「まなびの教室」を設置しています。   「まなびの教室」は、小学校3~4校を1つのブロックとし、その中に1校の拠点校を設け、拠点校に配置された教員がブロック内の巡回校を巡回して指導を行う支援体制で、区内の全校が対象となっています。   また、中学校では牛込第三中学校と落合第二中学校に加え、18年度は西早稲田中学校、西新宿中学校、新宿中学校の3校が開設し、19年度には全中学校への設置となります。   文部科学省の調査によると、「発達障害の可能性がある」と思われる児童・生徒は全体の約6.5%に及ぶと報告されていますので、どの学校にも必要な学級であることは言うまでありません。   指導内容では、情緒を安定させつつ、社会性を身につけ、コミュニケーション能力を高めるためのソーシャルトレーニングなどが行われます。   ゲームやクイズなども取り入れて、児童・生徒が興味や関心を広げられるよう、メニューも工夫がされているとのこと。   センシティブな部分も多く、保護者の理解を得ることなど、まだまだ課題も多くあるようですが、担当職員は「徐々に多様性を認める社会になりつつあるのを感じる」と、改善が図られているとの報告でした。   私も、「ひとりひとりの個性が活かされ、それぞれの学び方の違いを当たり前のこととして受け止める」、こうした学びの支援や意識啓発に、全力で取り組んでいきたいと思います。   また、質疑の時間では「ギフテッドを持つ子には、更なる教育や経験を得ることのできる場とつなぐなど、行政ももうひと頑張りして下さい。」と要望しておきました。   質疑などを終え、通常の授業なども拝見した後、中学校で給食をいただき、視察は終了です。   ちなみに、給食のメニューはハヤシライスでした。   結構な量が出ましたが、ペロリ。   フーフー言いながら完食していた先輩議員から、「胃袋は中学生並のようだね」と笑われてしまいました。   https://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/kyoshien01_002068.html      

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