本日は、環境建設委員会の視察で、杉並清掃工場へ行きました。
新宿区は、清掃工場を持っていないので、江東や港、品川、そして杉並など、他区の清掃工場でゴミ処理をお願いしています。
今回見させていただいた杉並工場は、23区内での工場としては1番新しく、昨年からリニューアルしての稼働となっています。
また、ここでは東京ごみ戦争歴史みらい館も併設されており、施設見学と共にゴミ問題全般について、知ってもらうことに力を入れています。
視察では、まずごみ処理の歴史や工場建設に当たっての住民との折衝など、私が生まれる前の事を分かりやすく説明してもらいました。
会議室での一通りの説明を受けた後、工場内を見学してまわりました。
各区から持ち込まれるゴミの分別チェックの体制や環境への配慮、焼却熱を利用した発電など、様々な点で考えられた造りとなっていました。
短い時間ですが、800度以上で燃える炉の内部も見させてもらいましたが、この見学ポイントは子どもたちに大人気とのこと。
見学の最後に、「様々なものを公害なしに焼却できるようにはなったが、ゴミが出ないにこしたことはありません。」と工場の方がおっしゃられていました。
私も家に戻ったら、3R(Reduce・Reuse・Recycle)が実践できているか、改めてチェックしようと思います。