シチズンシップ教育

2014年07月22日

gakkatsu自立した市民を育てる「シチズンシップ教育」が日本でも広がり始めたとの記事を読んだ。     「シチズンシップ教育」とは、自ら社会をつくる意識や国家や社会に対して正しい批判の目を向けられる素養や判断力を培う教育であり、ヨーロッパで盛んに行われている。   若者の社会への無関心などがきっかけで、社会の一員であることを自覚させ、積極的な参画を促すことが大きな目的として始まった。   扱う事柄は、ゴミ問題など身近なものから政治まで幅は広い。     これまで日本では、政治的な論点を扱うことや社会批判を増長する恐れなどから、こうした教育に及び腰だったとのこと。   異なる利害がぶつかる中で、妥協点を見出していくことが民主主義である以上、こうしたコミュニティーに関わる教育は必要だと私は考える。     市民の正しい批判や厳しいチェックの目は、政治家を鍛え、正しい社会形成には不可欠なのは言うまでもない。      

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