本日は、東日本大震災の発生から5年目となる3月11日です。
雨のため、恒例の下落合駅頭は断念。
午前中は、時折雨が止むとポスティングに出ようとし、降り出しては戻るの繰り返し。
昼食時に、本日の外回りを諦め、NHKの特集番組を見ながら、たまった資料整理に切り替えました。
14時46分、黙とう。
多くの犠牲者の方々、多くの被害を受けた方々、いまだ避難生活を余儀なくされている方々、全ての被災者の皆さんに心からお祈りとお見舞いを申し上げます。
昨年の8月、気仙沼の復興状況を、会派のメンバーと共に視察しました。
いまだ盛土をしている状況で、街の設計には至っておらず、まだまだ現場では戦っている最中だということを改めて知りました。
産業もぽつりぽつりと復活しているものの、建設業に人材が流れてしまっていたり、避難先で就職してしまい戻ってこれない等、人材確保に苦労しているとの話を聞きました。
これは、気仙沼に限ったことではなく、被災地のほぼ全てが同様の悩みを持っているとのことでした。
番組でも、遅々として進まぬ復興や集中復興期間が終わることへの焦りなどが語られていました。
3月11日はもちろんですが、日頃のちょっとした事でも、まだまだ復興に向け、戦っている人たちがいることを思い出し、決して忘れることなく、寄り添い支えていかなければなりません。
そして、多くの犠牲から培った防災の知恵や教訓を基に一層の対策を進めていく必要があります。
どこか「過ぎし日の惨事」としてしまっている自分を諫める貴重な1日となりました。