新宿区では、学校選択制を取り入れている。
私は、学校選択制を支持していたが、最近では各市区町村で見直し、廃止するところが増えている。
支持していた理由としては、「魅力のある学校づくり」や「開かれた学校づくり」または、子どもたちのやりたい活動を好みの環境でできるようにしたいと考えたからだ。
しかし現実は「校舎の新しさや風評に左右されて希望者数に偏りが出る」など生徒数が急激に増減し、現場が混乱するなど、学校運営の難しさが伝えられる。
また、地域を跨いで学校を選んだ場合、どうしても地域との取り組みに連動感がなくなり、温度差が生じることがあるようだ。
地域や保護者の声をしっかり聴き、的確な判断をしていきたい。