<議会費>
政務活動費についてお聞きします。
先般、号泣した兵庫県議などを皮切りに、政務活動費の不正使用や領収書ねつ造などがマスコミなどで多く取り上げられ、議員の第二の給料などと議員特権の悪の象徴のような扱いを受けています。
しかし、本来は適正な使われ方をしているのがほとんどで、いわれのない誹謗中傷を受けるものではないと感じています。
そこで、政務活動費の収支報告書と領収書をネット公開すべきだと考えます。すべてを明らかにし、誰もが簡単に閲覧できることで、不信感を払拭することができますし、緊張感が発生すれば不正使用の抑止になることは言うまでもございません。
現在でも収支報告書は細かく公開され、十分な情報開示をしている新宿区ですが、もう一歩進め、議員、議会の覚悟を示すことも必要だと考えます。
まず、「そうしたシステムの導入は可能か」を議会事務局にお聞きし、議会としての領収書の公開を議長に要望します。
議会のあり方についてお聞きします。
イギリスのコーンワール州をはじめとし、もっと細かい市町議会の多くでは、傍聴人が発言できる仕組みがあります。
すべての会議というわけではなく、委員会のような個別テーマを議論する会議に限られます。
会議の5日ほど前に文書で申請しておけば発言を許されるとのこと。
この発言や質問を受け、行政の担当者や議員がこれに答えるわけです。
「市民がもっと政治に参画できるようになり、多くの事業や政策に関与することができる」
「政治、行政と市民の距離が近くなり、緊張感が生まれることで鍛えられる」
と大きな意義がある取り組みだと考えます。
こうした取り組みに対して、どのように思うか、行政側のお考えをお聞きし、議会側には検討を要望します。